鉄道をテーマにした「全日本鉄道写真コンテスト2019」には39都道府県から169人、647点の応募がありました。審査の結果、最優秀賞に佐々木修宏さん(大阪市)の「時空の彼方」、キヤノン賞に小坂辰也さん(岐阜県可児市)の「ホームの一コマ」が選ばれました。入賞作品は8月6日から10日(11時~20時/最終日は15時)まで、大阪・梅田のハービスHALL小ホールで展示されます。是非ご来場くださいませ。
■審査委員長 森誠(鉄道写真家)
■審査委員 林栄之(総本部理事)、福井悟(関西本部委員)、浅野哲司(関西本部長)
【総評】
全日本鉄道写真コンテストも回を重ねるごとに作品レベルが上がっていることを全審査員で感じました。応募総数は若干少なめでしたが、その中でも「時空の彼方」には各審査員の票が集まり、結果全員一致で最優秀に選ばれました。写真は撮影することも大事ですがコンテストや作品展を観て「自分の写真とどこが違うのだろう?」と感じることも大切です。これからもルールやマナーを守り、鉄道写真を楽しんで来年度もたくさんの素晴らしい作品をお待ちしております。(森 誠)
■主催 全日本写真連盟関西本部、朝日新聞社
■協賛 キヤノンマーケティングジャパン
「素晴らしい」の一言です。プロの写真家でも大変難しい写真です。皆さんも考えてみて下さい。列車の中央に太陽が入る瞬間を撮影するために、どの様なことを予測したかを!そして、考え抜かれた最大のポイントが宇宙へ延びる「広い空間」です。佐々木さんの経験が、この素晴らしい作品へと繋がったと思います。