全日本鉄道写真コンテスト2017には、全国35都道府県から158人、599点が寄せられました。審査の結果、最優秀賞には有原和彦さん(東京都)の「川霧の只見川を渡る」が選ばれました。入賞・入選作品は11月14~21日まで、大阪市北区の中之島フェスティバルタワー13階スカイロビー(午前10時から午後6時、最終日は午後5時まで)で展示します。
【総評】
私たちが常日頃お世話になっている鉄道をテーマにした「全日本鉄道写真コンテスト2017」には全国各地から多数の応募作品が寄せられました。
情緒豊かな風景の中に列車を配したもの、機関区で汗水流し働く作業員の姿を写したもの、夕景を生かしてシルエットで狙った心に響く作品など、バラエティーにとんだ作品が目立ちました。全体的にレベルが高く内容の濃い作品がそろいましたが、中には構図、色調、ピントなどが悪いものもありました。入選を逃した皆さんはそういった点をご理解頂き、次回の応募に期待しています。
結びにこれからも撮り鉄ファンのマナーやルールを守りながら撮影を楽しんで下さい。
富田健治(全日本写真連盟総本部理事)