「全日本鉄道写真コンテスト2023」には 166人、641点の応募がありました。
審査の結果、最優秀賞に 佐々木英樹さん(福井県)の「黄昏時」が、 キヤノン賞には 茶屋正文さん(大分県)の「受け渡し」が選ばれました。
◇審査委員長 松本 洋一(鉄道写真家)
◇審査委員 総本部理事 山中 健次、 林 栄之、 澤野 二朗
関西本部長 中田 徹
<主催> 全日本写真連盟関西本部 朝日新聞社
<協賛> キヤノンマーケティングジャパン テレビ大阪
●最 優 秀 賞 : 佐々木英樹(福井県)
●キヤノン賞 : 茶屋正文(大分県)
●優 秀 賞 : 長原恭子(兵庫県) 佐藤香代(三重県)
●学 生 賞 : 佐藤龍馬(千葉県) 浅野晃基(岐阜県) 石倉健吾(茨城県)
●入選: 石合純夫、 安保邦夫、 松田喜幸、 斎藤優吾、 坂部昌也、 長澤 聡、 岡本洋三、
星野友宏、 岩崎茂樹、 外山 満、 小坂辰也、 青木隆幸、 田村 進、竹田祥教、
遊川 清、 道又俊治、 伊藤彰司、 三戸康正、 池田 剛、 谷本真二、岩本幸広、
河原聡作、 片山克弘、 石原幹生
【総評】
今年も多くの作品が寄せられ、またコロナによる行動制限からも解放された影響からか、全国各地で撮影された作品が集まり、楽しく審査をさせていただきました。その中でも若い人達(中高生)の斬新フレーミングの作品が数多く見受けられ、来年以降の作品を見るのが、今から待ち遠しい気持ちです。ベテランカメラマンの方々も、若者に負けずに、新たな作品作りに励んでください。(審査委員長 松本洋一)
◆入賞作品展示日程◆
・2024年1月6日(土)~8日(月・祝)10時~17時
会場:テレビ大阪等主催「鉄道博2024」 大阪南港ATC ギャラリー
・2024年2月7日(水)~13日(火)終日 最終日は15時まで
会場:大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー13階スカイロビー
※期間中常時展示ですが、照明施設がないので日没までのご来場をお勧めいたします
◆表 彰 式・講 評 会◆
審査委員長 松本洋一氏を迎えて表彰式&講評会を開催します
日 時:2024年1月7日(日)13時~14時30分
会 場:テレビ大阪等主催「鉄道博2024」@大阪南港ATC ギャラリー
☛ テレビ大阪主催「鉄道博2024」
※入選作品の取消について
入選作品に選ばれていた「サングラスをかけた⼤仏様」は二重応募規定に違反したため、入選を取り消しました。主催者として皆様におわびいたします。
撮影地:福岡県田川郡
講評 審査委員長 松本洋一(写真家)
以前は、全国各地のローカル線で見られた「タブレット」の受け渡しのシーンですね!
イベントか何かでの再現シーンかと思われますが、乗務員と駅員の表情が当時の雰囲気
を思い起こさせてくれます。
撮影地:山口県
講評 総本部理事 林 栄之
蛍の乱舞する川と列車とのコラボという発想を具象化する難しいテーマに取り組む意思と努力があってこそ幽玄の世界を表現している。場所、時間帯や蛍の光跡と列車のありようもお見事。
撮影地:髙山本線飛騨小坂-渚
講評 関西本部長 中田 徹
白い山肌を背に谷間を走る特急が力強くとらえられています。ディーゼルの排気熱で列車の上がわずかに揺らめいてみえるのも厳冬の空気感を感じさせます。
撮影地:山口線 津和野駅
講評 総本部理事 山中健次
津和野駅に停車中のDL(ディーゼル機関車)の乗務員の皆さんでしょうか。プラットホームで和やかに記念撮影をしています。鉄道のローカル色が出て、ほっこりする作品です。