審査:愛知県本部委員長 宮田典彦、同副委員長 山﨑朗 同委員 平川菊雄、堀場敏之、井澤正子、平野成明、曾我爲吉、外勢肇 総本部委員 松尾秀夫
【愛知県本部展の入選者展示会】
期間:10月27日(金)~11月1日(水)
時間:10時~17時( 最終日は15時まで)
場所:名古屋市中区大須 ワキタギャラリー
講評 愛知県本部委員長 宮田典彦
トライアスロンの自転車レースの場面であろうか。極端なローアングルで、すれ違う瞬間を見事に捉えている。車輪の中に対向車の姿を入れ込んだことでキーポイントになっている。構図・色調ともに優れていて印象的な作品である。
講評 愛知県本部委員 平川菊雄
画面の大部分を花火がしめてインパクトが強い印象になっている。破裂した花火の色も良く、下方
に位置する人物のシルエットの大小が上手く入って、まとまった写真になっている。ただ花火の露
出がややオーバーになっていることが残念である。
講評 総本部委員 松尾秀夫
古い寺で嫁ぐ娘に、母親が化粧を直している様子を、花婿さんが見守っているスナップであるが、ドキュメント的でもあり、自然でほのぼのとした写真であり、ピントもしっかりと合っている良い作品である。
講評 愛知県本部副委員長 山﨑 朗
すだれの下がる部屋で寝る子どもに、団扇で優しく風を送る人影を捉えている。子どもと団扇を振
る手以外をすだれで上手く省略できた事ですっきりした写真となっている。ただ畳の上の団扇がと
とのっている事がやや不自然に感じられる。