全日本写真連盟

2022東北の四季写真コンテスト結果発表

審査 前総本部事務局長 勝又ひろし

 最優秀賞「焼ける防潮堤」 我妻忠男(塩竈市)

朝焼けの防潮堤でしょうか。ただ主役は手前の木の柵ですね。防風林の幼木を守るためのものでしょうか。この見慣れない柵をあえて前面に大きく配置し、赤く輝く防潮堤をその上にわずかにのぞかせる。月をアクセントにして絶妙の構図が作られました。

 朝日新聞社賞「新緑のケヤキ並木」 藤島純七(仙台市)

ケヤキ並木と、古い倉庫のような木造の建物の連なりが、さわやかな散歩道を演出しています。両方ともケヤキ並木だったら単調になってしまったでしょう。さらに手前のケヤキが一本だけ、道路をまたぐように建物まで伸びているのも変化がついていていいです。

 全日本写真連盟賞「うごめく」 越後勲(仙台市)

この荒涼たる森の風景、タイトルからすると強い風が吹いていたのかもしれません。もう少し遅いシャッターでそれを表現してもよかったかもしれません。いずれにしろ滅びを予感させるドラマチックな作品です。

全日本写真連盟からのお知らせ

総本部
19/4/26 初心者向け公式写真撮影ガイドブック 発売中
総本部
19/2/15 「全日写連」ルールについて
EPSON

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2022/08/01
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