全日本写真連盟

第45回三重県本部「この日この時撮影会」

 季節の移り変わりや、その日の出来事を「報道写真」感覚でとらえる「この日この時撮影会」
今年の第45回は伊勢神宮の式年遷宮で沸く「伊勢市一円」で、5月19日(日)に開催されました。
朝日新聞津総局で開かれた公開審査では、128人、581点の応募作品から入賞作が決まりました。

【入賞者】
●金賞「お白石持奉曳車が行く」坂倉美智子(鈴鹿市)
●銀賞「アクシデント」森下喜美子(津市)
●銅賞「スピリチュアルパワーを」岩谷義治(四日市市)
●入選 大橋要、武田健一、西浦正夫、長谷公秀、林知子(津市)田中文夫(伊賀市)板谷一行、大西美代、小山美すゞ、竹谷清、中北幸宏、脇田隆(伊勢市)早川新一(亀山市)川崎幸雄(桑名市)吉野聖夫(鈴鹿市)伊藤邦郎、岩脇竪夫(松阪市)今井艶、高津照仁(大紀町)逵中美知子(多気町)

【審査員】
三重県本部委員長(中部本部委員兼任) 坂尾富司
朝日新聞津総局次長小山裕一
中部本部委員樋口迪夫
中部本部委員村上光宏
三重県本部委員今井与八

 金賞「お白石持奉曳車が行く」 坂倉美智子(鈴鹿市)

伊勢神宮ご遷宮に向けての初曳きの様子を、高所からの撮影により的確に捉えている。左に町並み、右に河川を入れ、中心に祭り行事を配した画面構成もすばらしい。住民が力を合わせることで絆が生まれ、奉曳行事参加者の掛け声が聞こえてきそうだ。(坂尾富司三重県本部委員長)

 銀賞「アクシデント」 森下喜美子(津市)

がんばり過ぎて転んだところの決定的瞬間を捉えた写真である。両足が上がって、惜しくも負けてしまった残念さが、見る側にまで伝わってくる。自信はあったのに年齢には勝てず、高齢化社会の一端を見事に表現している。(坂尾富司三重県本部委員長)

 銅賞「スピリチュアルパワーを」 岩谷義治(四日市市)

神宮にある大樹の周りで、霊力を感じようとしている人々の仕草が、とても滑稽でおもしろい。何かに頼ろうとする現代社会の風潮を表現しており、神域の空気感を感じさせる作品に仕上げたところもすばらしい。(坂尾富司三重県本部委員長)

 入選

全日本写真連盟からのお知らせ

総本部
19/4/26 初心者向け公式写真撮影ガイドブック 発売中
総本部
19/2/15 「全日写連」ルールについて
EPSON

English Information

2022/08/01
About The All-Japan Association of Photographic Societies
contact

〒104-8011
東京都中央区築地5-3-2
朝日新聞東京本社内 全日本写真連盟事務局
TEL:03-5540-7413