まるで日本画を見るような幽玄の世界が描写されています。画面のほとんどを静の紅葉で占め、鯉の泳ぐ動の部分を僅かに配分した構図も見事です。(丸林正則)
常に写真的な目で物を観察されている成果が表れた作品。小枝に張られたクモの巣がまさに白い花を開花させたようです。画面全体をグレーで統一したのも成功です。(丸林正則)
散在している岩をシルエット状にしているのでブルーの美しさが際立ちます。空と海との配分も適格で、広がり感をより一層のものにしています。(丸林正則)
「あげないよ」 小川 準一(船橋市)
「小動物を待つ」 上田 治行(千葉市中央区)
「巣立ち間近」 高月 晋太郎(千葉市中央区)
「台風一過」 平野 孝幸(茂原市)
「霧深き刻」 植竹 ヒロ子(野田市)
「秋 彩」 山上 善雄(八千代市)
「とらないで!」 佐田 つや(野田市)
「朝 光」 中島 一之(柏市)
「眼 光」 地引 英海(八千代市)
「一方通行」 熊切 正一郎(いすみ市)
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