最優秀賞「収穫を終えて」 高橋久子(成田市)
稲刈りが終わって、昔ながらのはさ掛け(稲かけ)写真は懐かしさが出ていました。この場所は周りに森林があって、狭い田んぼで風情がいっぱい。絶好の撮影地でした。自然条件が揃った朝の静寂感を狙い、奥から朝もやを通り、太陽光線がはさ掛けに差し込んでいました。色味がない被写体なのに、手前には緑色の切り株の穂をたくさん配置してうまく情景を切り取っていました。
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朝日新聞社賞「ローカル線の春」 山本亮(千葉市)
シャッター速度の選択がとても的確でした。流し撮りと水鏡(田圃に張った水場の写り込み)とバラエティ
豊かな色彩の配置は好感でした。電車より前にある桜並木の間から、ちゃんと電車の先頭部分を止めて見せているのは圧巻でした。ここの小湊鉄道の時刻表を見ていたら、1時間に1本の運行でした。失敗したら、また1時間待たないといけません。プレシャーの中でシャッターを押した瞬間に「やったー、撮れたー」という作者の高揚感が伝わりました。最後に、電車の下で赤い服を着て手を振っている人を流し撮りで目立たなくしたのは良かったと思います。
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全日本写真連盟賞「秋の夕暮れ」 姉歯章(茂原市)
一面に咲き誇るコスモス畑を夕暮れ時の太陽が沈む時間帯を選んでうまく表現しています。手前、真ん中のコスモスに当てた柔らかいストロボの光が全体の明るさとのバランスが合致していました。この作品の特徴は広角レンズで手前にあるコスモスが誇張されて目立っていた点です。あと背景にある青空と雲の表情に存在感が出ています。何枚も撮られてその中で一番を選ばれたものと想定します。最後に、色彩が豊かだったのも、この写真の素敵な点でした。
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優秀賞「ボラ、現れる」 清水克機(勝浦市)
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優秀賞「生誕の海」 飯田幸雄(東金市)
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特選「対岸の大雨情報」 米本一尋(千葉市)
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特選「夜明け前」 鈴木敏則(柏市)
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準特選「乱舞」 浅見行男(八千代市)
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準特選「荒海」 横山健二(四街道市)
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準特選「朝日に輝く」 新堀政雄(香取市)
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入選「爛漫」 佐脇政孝(松戸市)
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入選「憩いのスポット」 嶋浩一郎(習志野市)
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入選「新しい朝が来た」 竹内知寿子(柏市)
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入選「目が合いましたね」 田碧希(千葉市)
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入選「夕焼けの群れ」 正法地健(船橋市)
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入選「ゼンナかき」 宮内光枝(九十九里町)
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入選「残照」 渡邉文良(長南町)
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入選「華やかな季節」 國廣妙子(佐倉市)
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入選「花火」 阿部真喜雄(千葉市)
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入選「光芒を浴びて」 戸田喜博(柏市)
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