参加者が同じ日に県内で出会った光景を写真に収め、その作品性やニュース性などの出来栄えを競う「第48回 この日この時撮影会」(全日本写真連盟三重県本部主催、朝日新聞社、全日写連中部本部後援)の審査があり、津支部の大橋要さんが撮影した「初めての体験」が金賞に選ばれた。大橋さんは同コンテストで2年連続の金賞。
今年は撮影会を7月10日に指定し、106人から353点の力作が寄せられた。審査は同月23日、朝日新聞津総局で公開形式で行われ、県本部長の斎藤大宙・総局長、坂尾富司・県本部委員長ら5人があたった。
全入賞者は次の皆さん。(敬称略)
今年から18歳以上に選挙権が認められ、入場券を持って初めて投票所へ向かう少女の笑顔をうまく捉えている。作者の眼の付け所がよく、この日この時撮影会にぴったりの作品である。
スイカの収穫に際し、畑の番人として見守ってきたマネキン案山子を労(ねぎら)うお父さん。スイカ畑の光景もおもしろく、初夏の季節感もよく表現されている。
消防士に教えられながら草履ばきで消火訓練をするおばあさん。消火器を持つ手に真剣さが表われており、緊張感が伝わってくる。今時の高齢者消防訓練の必要性を感じさせる作品である。
「熱中症に注意」 羽根 和子(桑名市/はまぐり支部)
「お手伝い」 伴 平蔵(東員町/はまぐり支部)
「握手」 加田 孝子(四日市市/三泗フォトクラブ)
「巨大フラッグを完成させよう」 八幡 浩司(菰野町/春陽クラブ)
「小休止」 植木 政弘(鈴鹿市/鈴鹿支部)
「昔の話」 清水 和雄(鈴鹿市/さつき支部)
「開票」 沼田 昭弘(鈴鹿市/さつき支部)
「花嫁」 伊藤 隆彦(鈴鹿市/かわの支部)
「障害をも乗り越えて」 竹内 静恵(鈴鹿市/かわの支部)
「梅雨の晴れ間」 藤原 雅(鈴鹿市/かわの支部)
「暑い日」 池山 ふみ代(津市/久居支部)
「涼を求めて」 藤原 彰(松阪市/マツサカ四五百支部)
「山里は猪、鹿、猿のミックスです」 髙津 照仁(大紀町/やまみどり支部)
「交通地獄」 田中 文夫(伊賀市/上野支部)
「暑い日」 出口 芳男(志摩市/志摩支部)
「ハプニング」 内山 修(津市/本城支部)
「投票を終えて」 森下 喜美子(津市/本城支部)
「聞き上手」 玉山 健司(伊勢市/清流伊勢支部)
「投票日」 林 知子(津市/清流伊勢支部)