今年で19回目を迎えた「動物公園の四季」写真コンテストは、年間を通して千葉市動物公園内で撮影した動物、スナップ、園内の四季風景の作品を募集した写真コンテストで、千葉県本部と朝日新聞 千葉総局の主催で、千葉市動物公園と千葉市の後援で行われました。
コンテストの作品募集に先駆けて、梅雨入り前の好天に恵まれた去る6月7日(日)に、支部会員をはじめ多くの動物写真愛好家のご参加をいただき撮影会も行いました。今回の写真コンテストには、13名の高校生を含め多くの素晴らしい作品465点もの記録的な応募をいただき、審査・講評には関東本部委員の鳥居博子先生をお迎えして審査の結果、素晴しい31点の入賞作品が決定しましたので発表いたします。
なおこの入賞作品の写真展は、7月19日(月)から8月23日(日)まで、千葉市動物公園内の動物科学館で開催されますのでどうぞご観覧下さい。
千葉県本部委員長 村上 宰 「動物公園の四季」担当 並木幹雄(九十九里支部)
スリランカに生息するカオムラサキラングール(サル科)の表情を上手に撮っています。光線をうまく捉え、背景を暗くなる位置に構えたので毛並みの動きが鮮明になりました。また頭のトップをカットした構図で、目の輝きを強調し、題名のように威厳を感じさせる力作となりました。
カモの仲間アカツクシガモ。愛らしい表情に似合わず豪快な動作をしています。少しスローシャッターにしたのが奏効して、動きの少ない作品が多い中で、羽をばたつかせ、水しぶきをあげている所作が生き生きとした動きのある作品となり選出しました。