第９回「東海新景」

　東海３県の風景を新しい視点で切り取る写真コンテスト、第９回「東海新景」（全日本写真連盟中部本部、朝日新聞社主催、富士フイルムイメージングシステムズ協賛）の審査があり、入賞作が決まった。
　応募総数は前回より３５点多い３３４点で、「あいちトリエンナーレ２０１６」岡崎会場の展示物内で、光と色が織りなす不思議な世界を収めた、神谷敦司さん（愛知県刈谷市）の「幻想空間」が最優秀賞を獲得したほか、計３５人が入賞を果たした。
　入賞作品展は２０１７年１月１１日～２２日、名古屋市西区則武新町３丁目のノリタケの森ギャラリーで開催。第３３回「日本の自然」（朝日新聞社、全日写連、森林文化協会主催）の入賞作と合わせて展示される。午前１０時～午後６時（最終日は午後３時まで。１６日は休館）。

▽審査員
・中部本部委員長　伊藤滋
・中部本部委員　山﨑朗、加藤徹、矢田新男

入賞者は以下の皆さん（敬称略）

▼最優秀賞
　「幻想空間」　神谷敦司　（刈谷市）

▼優秀賞
　「祭りの余韻」　村松義喜　（津島市）
　「風のいたずら」　西美千代　（刈谷市）
　「モザイクタイルミュージアム」　星谷義孝　（可児市）
　「解体中」　大橋要　（津市）

▼入選
　「春日和」　西原洋一郎　（名古屋市）
　「サンタが走る」　井澤正子　（名古屋市）
　「黄　昏」　近藤光雄　（名古屋市）
　「やわらかな光に包まれて」　服部義安　（名古屋市）
　「夢の昇り口」　岩田邦彦　（名古屋市）
　「釜風呂の里」　松田勝　（春日井市）
　「名古屋駅夕景」　外勢肇　（春日井市）
　「名もなき池」　内藤春男　（稲沢市）
　「おでかけ」　安藤雅和　（津島市）
　「車輌基地夕景」　石橋法久　（愛西市）
　「青空注ぐ」　村井勝利　（愛西市）
　「夜の恐竜」　高橋敏郎　（岡崎市）
　「幾可学模様」　岡本邦良　（刈谷市）
　「天空の城」　柴田鈴江　（刈谷市）
　「街灯り」　坪内薫　（豊田市）
　「煌　き」　織田善嗣　（安城市）
　「吉田川夕景」　中辻和子　（関市）
　「祝　日」　中辻義則　（関市）
　「郡上本染・寒ざらし」　曽我為吉　（多治見市）
　「歓　迎」　林知子　（津市）
　「ビーチ」　牛場寿子　（津市）
　「２１世紀の怪」　加藤澄子　（桑名市）
　「秋日和」　水谷とよ子　（桑名市）
　「名港・筏が行く」　川崎幸雄　（桑名市）
　「トリトン夕暮」　坂井行雄　（桑名市）
　「夕景を走るナロー鉄道」　岩谷義治　（四日市市）
　「アーチ」　興村良輔　（四日市市）
　「生まれ変わる街」　岡村仲江　（四日市市）
　「視　線」　伊藤邦郎　（松阪市）
　「駅前開発」　野瀬みつ子　（松阪市）