レベルの高い香川県本部の作品ですので、期待して見せて頂きました。私は今回で2回目だと思いますが、内容としては前回のほうが少し良かったような気がします。しかし上位作品については順位を決めるのに苦労をしました。それぞれ特徴があって迷いましたが、1位には親子の絆を感じさす山地さんの作品を、2位には社会性のある岡田さんの作品を、3位には作られた作品ですが、表現力で目を引く中澤さんの作品を選びました。他にもユーモア性のある作品もあって相対的には纏まっていたと思います。
ただ、気になったのはスナップ的な作品が多くて、風景的な作品が少なかったように思います。人物の撮影には肖像権の問題もあり、イベントの行事での撮影以外は難しくなったように思います。したがって如何なる場面に遭遇しても対応できるような技術も必要かな、と思います。
講評 総本部理事 北谷 弘