表情が大変よかった。レンコン掘りはつらい仕事で、高齢な方を撮られて厳しさが伝わってくる。北陸の地域性もでている。欠点は用紙に合わせたプリントである為、ファインダーの中で、自分のフレーミングで切り取ってプリントしてほしかった。
2018年は特に暑かったことを思い出す作品です。ミストがもっと入っていればもっとよかった。扇風機を介して2人が背中合わせでおもしろい。スナップならではの作品。
グラデーションがすごく良い。暗部とハイライトの写り込みの比率がよい。真ん中の映り込みがもう少し入っているとよかった。有名観光地で撮られてないところもよい。
水しぶきがきちっと写っている。しぶきのよさがよかった。親子の愛情が感じられ、女性だとちよっと気になるがこの場合は父と子でよかった。
情緒的な光のやわらかさを感じる、いやしの作品です。前に葉っぱをいれ奥をぼかしたのもよい。デジタルになりシャープな写真が多いなかで選ばれた作品です。
人物が手前に来たとき撮るか、トリミングしてもう少しアップだとインパクトが出てよかった。白い帽子、マスク、赤い手袋がきいている意外性のある作品である。
ハイライトが白とびをおこし、コントラストが弱い。適正露出でディティールがでているとよかった。鳥、雪の状態もよく構図も大変よい。
広角でバックをぼかし撮られているのはよいが、この写真はシャープが効きすぎている。デジタルは写真にもよるが、よく写り過ぎるのも利点であり欠点でもある。
「声援」 河合 俊成(福井県)
フレーミングが甘くおしい。下と右をトリミングすると手が強調される。視点、観点という考え方から見ると、目の付け所はよいが見せ方がいまひとつで惜しかった。
「神の宿」 清水 照夫(福井県)
フレーミングがもうひとつである。右と上をトリミングするとバランスがよく、スカットした写真になり、日本の伝統、神秘性、美を感じる作品になる。
「冬晴れの街角」 竹崎 哲夫(石川県)
2人の上にある車がなかったらもっとよかった。おでこが当たっているような、予測できない瞬間で撮られており、この見事さがスナップのおもしろさでもある。
「驚き」 寺尾 美代子(福井県)
人物に影がもっと寄っていたらよかった。影ももう少し黒いと怖さがでる。人物の表情はよかった。
「いくわよ!」 冨田 晃子(石川県)
子供の表情がたいへんよく、いい瞬間が撮られていて構図もよい。バックの白い線は少し気になる。違う場所でこの表情ならもっとよくなった。
「初冬」 三上 彰(福井県)
この作品の場合は、白枠の方が空気感を撮られていると思うので、ふわっとした広がりもでてよかったのではと思う。黒枠と白枠は合う写真と合わない写真がある。