サロン大賞「羨む」 小島 寛明(長岡市)
カップルトンボを恨めしそうに見ている1匹のトンボ。平凡な作品と見過ごしそうになりました。しかし、次の作品に目を向けようとした時に何か視線を感じました。そこで、本作品をじっくり見返してみると、オヤ!オヤ!オヤ!もの凄い物語が潜んでいるじゃないですか。背景の水生植物の影にカエルの姿があるのです。三角関係のホワホワした恋物語がカエルの存在で一気に緊張感が漂う作品に思えて来ました。穏やかな世界に緊張を織り交ぜた見事な作品です。
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第1部 金賞・新潟県知事賞「灯火のころ」 野島 俊介(三条市)
折り重なる尾根に青紫のトーン描写が美しい作品です。右下に灯りの灯った小屋とテントがポツンと配置されています。この小屋の存在が空間の広さを引き立て、遠くに見える街明かりとの対比の効果で奥行きも強調されています。不思議の国の舞台のようで、構図の作り方がとても上手いです。何よりプリントが美しく、トーンの引き出し方が絶妙です。
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第1部 銀賞「初夏の風」 茂野誠一郎( 長岡市)
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第1部 銀賞「星夜の彩り」 和田 均(小千谷市)
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第1部 銅賞「激闘」 菊池 柾芳(燕市)
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第1部 銅賞「森の叫び」 榎本 浩一(胎内市)
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第1部 銅賞「夕照」 平井 昭夫(新潟市)
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第2部 金賞・朝日新聞社賞「帰り道」 外石 富男(加茂市)
強烈なインパクトがありました。小正月「むこ投げすみ塗り」行事のワンシーンでしょうか。タイトルから察するに、その帰り道に出会ったのでしょう。瞳から可愛らしい素顔が墨の奥に隠れていると想像出来ます。それをここまで黒く塗り上げるとは。凄いお祭りですね。墨に覆われた顔の中に呆気に取られた素の表情があり、そのコントラストがこの作品の魅力です。間髪入れずに瞬間で撮影したことが伺えます。
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第2部 金賞・全日写連賞「レンコン収穫」 渡邉 隆(新潟市)
収穫されたレンコンが水上コンテナに沢山積まれています。一艘ではなく奥に連なるように沢山ありますね。この並びが奥行きを演出しています。これだけのレンコンを収穫する作業は大変だったと思います。その中に眼鏡を曇らせて和やかにこちらを見ている農家の方がこちらを見ています。収穫の喜びなのか?照れ笑いなのか?マスクと曇った眼鏡で表情の詳細まで分かりませんが、良い瞬間を写し止めた作品です。
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第2部 銀賞「収穫の喜び」 高橋 ジュン(新潟市)
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第2部 銀賞「天空のアート」 明道 進二(燕市)
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第2部 銅賞「再現芸妓さんの練り歩き」 島田 俊男(新潟市)
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第2部 銅賞「福島潟冬景」 佐藤 信雄(阿賀野市)
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第2部 銅賞「夕日のプラネットフォーム」 阿部 督(新潟市)
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第3部 金賞・新潟県教育委員会教育長賞「恵」 髙橋 莉奈子(中越高校)
光の捉え方が匠ですね。このような光芒が差し込む状況が理解しにくいのですが、いい光が差し込んでいます。このようなライティングの場合、写真は明るく写ってしまうことが多いのですが、露出のコントロールがなされ適切な濃度を引き出すことに成功しています。また、ここに写っている少女の微笑みが良いですね。左下から別の腕が差し出されているので、何かをしているワンシーンだと思いますが、素敵なシーンです。
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第3部 銀賞「黒助」 坂田優奈(柏崎市立内郷小学校)
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第3部 銀賞「輝く汗」 岩原 苺(新潟高校)
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第3部 銅賞「涼風」 平原 詩葉(長岡高校)
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第3部 銅賞「もうひとつの世界」 鰐渕 真央(中越高校)
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第3部 銅賞「ノリのいいおっちゃん!」 南雲 美紗稀(中越高校)
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