動物をテーマにした「第16回全日本動物写真コンテスト」には36都道府県から274人、1076点の応募がありました。審査の結果、野生部門最優秀賞に藤原純三さん(大阪市)の「自然の営み」、一般部門最優秀賞に三森美邦さん(名古屋市)の「春日和」が選ばれました。入賞作品は8月13日から16日(11時~20時/最終日は18時)まで、大阪市北区梅田2丁目のハービスHALLで展示されます。
■審査委員長 今森光彦(写真家)
■審査委員 山中健次(関西本部委員長)、鞠川寛(関西本部委員)、浅野哲司(関西本部長)
【総評】
今年もたくさんのご応募ありがとうございました。野生部門では、一瞬の行動をみごとにとらえた作品が多く見られ自然写真の醍醐味を改めて知らされました。被写体についての詳しい知識やその動物に出会えるフィールドを持っていないとなかなかものにすることができない作品がありました。一般部門では、動物の愛情もさることながら、撮影者のセンスが光る作品が見られたのは嬉しいことです。
デジタルの時代になって動物を撮るシャッターチャンスが増えたように思います。秀作がでてくることを審査員一同楽しみにしています。(今森光彦)
■主催 全日本写真連盟関西本部、朝日新聞社
■協賛 エプソン販売(株)