全日本写真連盟

第14回全日本動物写真コンテスト

動物をテーマにした「第１４回全日本動物写真コンテスト」には３９都道府県から３２８人、１２６４点の応募がありました。審査の結果、野生部門最優秀賞に近藤茂樹（三重県桑名市）さんの「威嚇合戦」、一般部門最優秀賞に中島慶治（高知県高知市）さんの「幸福」が選ばれました。

　今年もたくさんの力作が応募され、たいへん楽しい審査をさせていただきました。
動物の写真は、野生でもペットでも、優れた作品をものにしようと思ったら根気が第一です。その根気の源となるのは、生きものたちへの愛情だと思います。上位入賞の作品は、じっくり観察しながら撮影されたものも多く、どれも見応えがありました。こうした作品を見ていると、自然への関心がどんどん高まっていることを実感します。
　一方、毎回被写体が同じになってしまい、マンネリ化に悩んでいる人もいたように思います。それと、野生部門なのに、ペットの写真が応募されたりして、せっかくの作品が落選してしまった例もありました。
　動物の写真は、アイデア次第でテーマは無限です。次回もすばらしい作品を楽しみにしています。
今森光彦

 野生部門 最優秀賞「威嚇合戦」　近藤　茂樹（三重県桑名市）

 野生部門 優秀賞「水辺の出来事」　村井　宏次（岐阜県関市）

 野生部門 準優秀賞「乱 舞」　今川 美佐子（大阪市）

 野生部門 準優秀賞「鶴 の 舞」　佐藤　宮野（岡山市）

 野生部門 準優秀賞「甘えんぼ」　荒木　忠義（広島市）

 野生部門 入選「庭先への珍客」　吉井　勝美（福島県福島市）

 野生部門 入選「行 進」　赤津　忠（千葉県流山市）

 野生部門 入選「デュエット」　鈴木　生子（神奈川県座間市）

 野生部門 入選「旅立の時をまって」　有井 寿美男（長野県佐久穂町）

 野生部門 入選「モンスター」　猪子　昇（岐阜県多治見市）

 野生部門 入選「シンクロ」　野瀬 みつ子（三重県松阪市）

 野生部門 入選「眺 望」　桑嶋　和彦（滋賀県愛荘町）

 野生部門 入選「あらそって」　浅尾　紘也（京都府長岡京市）

 野生部門 入選「ミステリー」　大井　省三（大阪府松原市）

 野生部門 入選「急ブレーキ」　川本　浩康（奈良県奈良市）

 野生部門 入選「おまたせ」　松田　功（奈良県大和郡山市）

 野生部門 入選「甲 羅 干」　藤江　松男（島根県出雲市）

 野生部門 入選「夫婦蜘蛛」　仁井　一郎（岡山県赤磐市）

 野生部門 入選「暑 い 夜」　金澤　洋平（岡山県井原市）

 野生部門 入選「晩 秋」　中塚　正春（香川県小豆島町）

 野生部門 入選「飛 翔」　黒木　丸生（山口県下関市）

 野生部門 入選「つばめ水浴」　大川 不二夫（北九州市）

 野生部門 入選「雌の争奪戦」　井手 和之助（福岡県筑紫野市）

 野生部門 入選「カメ虫の親子」　山本 喜代房（福岡県直方市）

 一般部門 最優秀賞「幸 福」　中島　慶治（高知県高知市）

 一般部門 優秀賞「仲 好 し」　石川　伸行（三重県菰野町）

 一般部門 準優秀賞「親 子」　横井 美代子（愛知県春日井市）

 一般部門 準優秀賞「確りしろよ！」　清水　和雄（三重県鈴鹿市）

 一般部門 準優秀賞「指 定 席」　天野 美智江（大阪市）

 一般部門 入選「チ ュ ー」　長田　榮一（千葉県流山市）

 一般部門 入選「狙い澄まして」　小山　広（東京都江戸川区）

 一般部門 入選「キ メ 顔」　浅井　千穂（名古屋市）

 一般部門 入選「河馬のバタフライ」　松尾　章（愛知県豊橋市）

 一般部門 入選「ナイスポーズ」　近藤　茂樹（三重県桑名市）

 一般部門 入選「歓 迎」　中谷 栄美代（三重県鈴鹿市）

 一般部門 入選「池の番人」　岡村　仲江（三重県四日市市）

 一般部門 入選「憩いのひと時」　伴　光藏（滋賀県甲賀市）

 一般部門 入選「王　道」　村田　愛子（京都市）

 一般部門 入選「ちょっぴり恐い」　横山　周作（大阪府豊能町）

 一般部門 入選「柵越しの愛」　船石　淳子（岡山市）

 一般部門 入選「ブタレース」　杉岡　常久（広島市）

 一般部門 入選「メタボ対策」　三藤　保子（広島県福山市）

 一般部門 入選「空中散歩」　片岡　佳子（広島県三原市）

 一般部門 入選「縞 模 様」　中塚　英男（香川県小豆島町）

 一般部門 入選「幸せの鐘」　大山　秀人（愛媛県東温市）

 一般部門 入選「午後の集会」　森木　泰代（山口県下関市）

 一般部門 入選「美 し く」　納富　恵子（北九州市）