全日本写真連盟

第12回全日本動物写真コンテスト

動物をテーマにした「第12回全日本動物写真コンテスト」には42都道府県から436人、2259点の応募がありました。審査の結果、金賞に野本伸一(長野県佐久市)さんの「住めば都だぜ」が選ばれました。

 鋭い視点でとらえられた数多くの作品を拝見し、楽しい審査をさせていただきました。家で飼っているペットから、海外で撮影された野生動物まで、とても幅広い内容でした。自然が失われてゆくなかで、生きものに対する関心の高さがうかがわれます。
 そんな中で、審査員の目をひいた作品は、やはり新鮮さです。今までに見たこともないアングルや、動物たちの一瞬の行動など、オリジナリティーにあふれたものが、選考に残ってゆきます。自分で被写体を発見し、感動しながら写真をとること。そんな喜びが感じられる写真が、見る者の心をとらえます。
 意外に少なかったのは、庭や田んぼや林で撮った写真です。なんでもない身近な自然の中にも動物写真の被写体は潜んでいます。ペットを撮っていた人は、一度カメラをもって、近くを散策してはいかがでしょうか。
              
                                                          今森 光彦

 金賞「住めば都だぜ」 野本 伸一(佐久市)

もの干し竿の中で休むアマガエル。よく発見しました。カエルの表情、背景の処理もとても良いです。
講評 写真家 今森 光彦

 銀賞

「好奇心」 松尾 秀夫(豊橋市)
サルの顔のシワとシャツの縞模
様の対比が面白い。爪の赤い色も
アクセントで効いて、引きつけら
れる写真です。
講評 関西本部長 小林 正明

「一斉に!」 玉田 一雄(広島市)
水面から飛び立つ瞬間でしょうか、しぶきが水煙となって水墨画のような効果が出ている。
講評 関西本部委員長 林 栄之

「芸」 川本 浩康(奈良市)
高所に慣れているとはいえ、ヤギが鉄骨の上を身軽に歩いている光景は珍しい。
講評 関西本部委員 田辺 修二

 銅賞

「威嚇」 新堀 勝彦(日高市)
闘う二頭の眼力に、生命の凄みを感じます。的確なフレーミングが迫力を生んだ。
講評 関西本部委員 鞠川 寛

「お客さんこないなぁ」 大井 省三(松原市)
店先に現れた鳥を、美しく捉えた小さな物語。作者の狙いと画面構成が見事です。
講評 関西本部委員 鞠川 寛

「大漁」 大川 不二夫(北九州市)
ミサゴが大きな魚をゲットした瞬間を良い角度から上手く撮り眼や爪に鋭さを感じられ迫力があります。
講評 関西本部委員 田辺 修二

「ヘルプミー!」 亀田 憲輝(尾鷲市)
カラスがくちばしから取れない缶に困っている様ですが、そのヘルプがもっと感じられると良かった。
講評 関西本部委員 田辺 修二

「雨に降られて」 山城 康雄(横浜市)
雨に濡れた体を振り、水を弾き飛ばした瞬間を素晴らしいピントと高速シャッターで捉えた。
講評 関西本部委員長 林 栄之

 入選

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2022/08/01
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