岐阜県本部は2014年6月8日、飛山濃水撮影会「新緑の徳山ダム」を開催しました。心配していた梅雨も中休みとなった6月8日は、時折雲の切れ間から太陽がのぞく撮影日和になりました。今年の第4回撮影会は日本一を誇るロックフィルダム、岐阜県揖斐郡揖斐川町の大半を占める「徳山ダム」周辺で行われました。
集合時刻の午前10時を待ちきれない数人の仲間は早朝、現地へ着き、冠山(かんむりやま)標高1,256mを目指し、傑作をものにした人もいたそうです。
かつて国の1億円創生事業で造られた藤橋城(西美濃天文台)の広場に集まった70余名の写真家を前に、開会式は恩田岐阜県本部委員長のあいさつ、続いて企画を担当した地元の内藤正男・岐阜県本部委員から撮影ポイントの説明を聞きました。
山間奥地の道路に万全の注意をして、事故の無いことを祈り、それぞれ自家用車に分乗してダム湖周辺の風景を撮影に出かけました。
新緑のダム湖周辺の山々は緑の諧調、ダム湖は枯れた立木の枝とさざ波の紋様、山の投影など、どこを切り取ろうか迷うほど被写体には事欠きません。デジタルカメラのお陰でフィルムの費用を気にすることもなく、シャッターを切りました。
ちょうどこの撮影会の翌週14日にはEPSONのプリント講習会「それ行け!写真隊」が岐阜市の産業会館で開催され、先着200名、傑作の1枚をA3ノビにプリントしてもらっていました。
(文・写真=岐阜県本部副委員長・加藤忠司)