愛知県本部はEPSONデジタルプリント講習会を9月28日、朝日新聞名古屋本社見学者ルームで開催しました。事前に申し込みをした23名の会員が参加し、5グループに分かれ午前は講義、午後はプリントと言うスケジュールで勉強をしました。講師は写真家柳本史歩さんとEPSONの技術者2名です。
講師の柳本さんから写真を撮るときの考え方、撮った写真をサムネールにすれば自分の撮影スタイル(癖)が一目でわかると言われました。選んだ写真をプリントしようとする時、ゴチャゴチャ触らず、まずストレートにプリントすることが大事。その結果をみて、自分のイメージと違うところをレタッチしていくことが重要とのアドバイスされました。
プリントする時は、作品内容によってペーパーの種類を変える事が大切。それにより、よりレベルの高い作品を作ることができるという指摘もありました。
午前中の講義のあと昼食をはさんでプリントの実習。プリントソフトの使い方を聞きながら自分の写真をペーパーの種類を変え、A4を3枚プリントしてペーパーの種類の違いを実感し、なるほどとうなずいていました。その中で作品の内容に合ったペーパーを使いA3ノビに印刷し、講師の柳本さんから素晴らしいコメントを戴き、皆な最高の満足顔でした。
今回の講習会では写真家の実戦的な話を聞くことができ、非常に参考になったとの意見が多数寄せられました。(愛知県本部委員長:大嶋 武夫)