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「祇園まつり&京まちかど撮影会」コンテスト 金賞は織田さんが獲得

県本部が7月15日に開催した「祇園まつり&京まちかど撮影会」のフォトコンテストで、このほど審査があり、26人が応募した89作品の中から、織田善嗣さん(安城市)の「散策」が金賞を獲得した。入選までの受賞作計16点は以下の通り。

 【審査員】
県本部委員長:宮田典彦、同副委員長:山崎朗、同委員:下里隆明、川合軍、堀場敏之、松尾秀夫、井澤正子、水野政義、纐纈明美、平野成明、稲冨弘之、曽我為吉

(審査員、入賞者とも敬称略)

金賞

「散策」 織田 善嗣 (安城市)
【講評】 町屋の格子戸を家の中から撮影している。幕と格子で画面を締め、効果的なトンネル構図となっている。登場人物も浴衣の女性で、祭りの雰囲気は十分であり、印象的な作品となっている。(副委員長 山﨑朗)

銀賞

「モンローウォーク」 犬塚 勝正 (碧南市)
【講評】 志ら浪の紋様も鮮やかに、大きく襟を見せて艶めかしさを漂わせながら、さっそうと行く女性?行きかう街角で、思わず振り返ってみたくなる。その艶やかな姿にシャッターを切った技量の凄さと表現の仕方が素晴らしい作品となっている。(県本部委員 下里隆明)

「楽しいひととき」 磯貝 美代子(豊明市)
【講評】 シャボン玉で遊ぶ女性の写真は数点の応募があった。趣(おもむき)ある祇園の家屋の前で上手くシャボン玉を浮かび上がらせ、画面構成と楽しげな二人の動きが、自然で優れた作品となっている。何よりも撮影者の力量を評価したい。(県本部委員 西原洋一郎)

銅賞

「裏通り」 山田 勲(豊田市)
【講評】 古都裏町を感じさせるブルー色を全体にまとめ、しっとりと、街角に一人の女性が思いにふけながら散策している姿が、動画のひとコマを見るようだ。表通りの賑わいと違って、宵宵山の日にピッタリの作品である。(県本部委員 松尾秀夫)

「鉾体験」 助川 正義(安城市)
【講評】 祇園まつりを飾る鉾に吊られた提灯のバランスと正面に飾られた錦絵、そして少年の姿を、大きなスケール感で描いている。人物の大きさが気になるが、提灯に、ほのかな灯がともって、宵宵山のイメージがわかり、京の情緒を表現している良い作品である。(県本部委員長 宮田典彦)

「街角」 谷 昇(大府市)
【講評】 京の四条街角で、出会った不思議な像が突然動いて、子ども心にハイタッチ!楽しい夏の思い出がひとつ出来たようです。フレーミング、シャッタータイミングがとても良くできた優れた作品になっている。(県本部委員 堀田武)

入選

「ねがい」 佐藤 健司(名古屋市)
「異国情緒」 林 妃紗子(名古屋市)
「くつろぐ」 高木 良行(岡崎市)
「しゃぼん玉」 竹内 信子(岡崎市)
「宵山の女」 津田 多賀子(一宮市)
「輪」 西 美千代(刈谷市)
「夏祭」 坪内 薫(豊田市)
「ハィ!撮りますよ」 前川 滋(安城市)
「格子戸」 山口 妙子(安城市)
「露地を行く」 足立 匡久(大府市)

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