とても強い写真です。顔に墨をつけた二人の大人と男の子。誰もがいい表情をしています。さまざまなことを連想します。伝統、地域、愛情、そして世代を超えて受け継がれていくことについて。
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きれいにきまった一枚です。網戸の効果で、少女が絵画で描かれたように見えます。それでいて赤いワンピースにドキリとさせられます。3つの層の重なりが見事にひとつに結ばれました。
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震災で甚大な被害を受けた校舎が背景に写っています。そこに真っ白なユニフォームを来た女の子と男の子。大きなコントラストです。子供は未来の象徴です。そのことを何よりも強く感じます。
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ご家族でしょうか。着物に紋付袴姿での記念写真です。こんな写真を拝見していると時間について考えずにはいられません。いまは過去の先端に過ぎないのだと。膨大な時間の蓄積を目撃した気持ちになります。
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広角気味のレンズで空を大きく入れて撮っています。てらいのない写真ですが、それだけにここだけが持っている「場の力」を感じさせます。フラットな光の感じも見事です。
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同じくらいの年齢の女の子ですが、かなり対照的です。すでに女であることを意識しているような、それでいて寂しげな女の子の横で無邪気にかき氷をほおばる子。自然と二人の将来に思いを馳せます。
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かなりの広角レンズで捉えています。真ん中の女性と炎に眼が行きますが、それは大根の迫力ゆえです。炎に染まった白と背後の黒とのコントラストがきまっています。
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かなりの迫力です。闘鶏の一場面だと思いますが、肉眼ではなかなか観ることのできない瞬間を捉えています。それだけに非現実的にも映るのです。背後の男性の表情が効いています。
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震災の被害にあった場所でしょう。さまざまなことを考えさせられる写真です。じっと見入ってしまいます。家にしては、少し小さい気がするから、余計にです。背後の家が効いています。
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