全日本写真連盟

愛知県本部は12月13日、事始めが行われる、風情ある師走の京都祇園界隈を中心に撮影会を開催しました。参加会員85名は2台のバスに分乗し、一路京の都へ。日中は汗ばむほどの好天に恵まれ、到着後は思い思いの絶好ポイントを目指し三々五々出発し、撮影に全力投球しました。

今回は足が不自由な新入会員も参加されました。歩行器を使いながらもしっかりと行動され、写真を撮り、南座で歌舞伎観劇するなど、古の都の風景を楽しまれ、その前向きな姿勢に本当に頭が下がりました。高齢化社会の時代に、自立する心と周囲のほんの少しの気配りがあれば、私たちも少しでも永く写真ライフを楽しめるのではないかと思います。
11時半から16時までの限られた時間でしたが、舞妓さんの事始めを狙った人、着物姿や舞妓姿の観光客を撮った人、祇園の町並みを被写体にした人等、皆さんいずれも満足した様子で帰路に就きました。撮影会のコンテストもあり、成果が楽しみな一日でした。（愛知県本部委員　西原博子）