三谷幸喜監督の映画「ステキな金縛り」を見ましたか?
実は映画の裁判シーンは名古屋市役所の本庁舎で撮影されたものです。
11月3日、名古屋市役所本庁舎が一般公開されました。屋上や中央廊下などの撮影スポットで「お手持ちのカメラでの記念撮影します」というサービスが行われ、現役・OBの名古屋市職員を中心とするサークルエイト支部の会員が記念撮影を担当しました。
サークルエイトの少々古手のカメラマンと新進気鋭のカメラマンがお客さんの要望に応じてシャッターを押しました。こちらからも積極的に「押しますよ」と声をかけてパチパチと撮りまくりました。数百人を撮影したと豪語する猛者もいました。カメラの達人とまでいかなくて も、アングル、光線加減、立ち位置など、日頃のノーハウを生かしてリクエストに応えました。出来栄えは後からのお楽しみとばかりに、ボランティアの妙味に浸りました。屋上が一番の撮影スポットで、担当者は、朝から夕方まで一日中撮影に従事しました。
ここで名古屋市役所本庁舎のPRを少々。昭和8年に完工、屋根を瓦葺きとした戦前流行の帝冠様式建築で、屋上の時計塔には名古屋城でおなじみの鯱があた りをにらんでいます。国登録有形文化財となり、名古屋市は国重要文化財の指定を目指しています。最近は、重厚なインテリアから映画のロケ地として有名になり、貴賓室、会議室、正面玄関や階段などが様々なシーンに使われています。「終の信託」(周防正行監督、2011年)、「アウトレイジ ビヨンド」(北野武監督、2012年)、「謝罪の王様」(水田伸夫監督、2013年)など多数の作品に登場しています。現役の市役所なので、誰でも中をご覧頂けます。お気軽にお越し下さい。(サークルエイト支部会長 三森美邦)
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