中部本部主催の「第4回バレリーナ撮影会」が4月7日、名古屋市の名東文化小劇場で開催されました。人気行事とあって、東京や大阪、遠くは山口からの参加もあり、総数83名がフィナーレの「白鳥の湖」まで約4時間にわたるバレリーナたちの熱演に、シャッター音を響かせました。
フィナーレの「白鳥の湖」を披露する金澤志保バレエスタジオの生徒たち
当日はあいにくの雨模様でしたが、会場には受け付け開始の1時間以上前から続々と予約者が参集。待合場所のロビーは、用意した折りたたみイスが足りないほどの混雑ぶりでした。
午後3時に開場されると、参加者は指定された8つのグループに分かれてホール内へ。伊藤滋・中部本部委員長による撮影時のマナー、カメラの設定方法など一連の説明が終わったところで、いよいよ撮影会の始まりです。
モデルは、金澤志保バレエスタジオ(名古屋市天白区)所属のバレリーナ。主宰者の金澤先生が「もっと背筋を伸ばして」「間隔に注意して」と、客席後方からマイクで指示を出す中、15名のダンサーが次々と演技を披露するたび、シャッターの連射音が場内に響き渡りました。
ダンサーの華麗な演技に撮り手も自然と熱が入る
舞台袖で出番を待つバレリーナたち
この撮影会は舞台袖からも撮れるのが売りで、当日はグループ単位で2回撮影できました。また、講師役の中部本部委員5人が場内の所々に配置され、ホワイトバランスや露出設定に関する質問にも親切に応じていました。初心者の方は心強かったことでしょう。
バレリーナの中には、翌日にテストを控えた高校生もいらしたようです。そんな状況下、4時間近くも汗だくで踊ってくださり、本当にありがとうございました。また次回も楽しみにしています。
(文・写真/愛知県本部委員 下里隆明)