去る1月20日〜2月5日まで島本さんが那覇市民ギャラリーで全紙〜大全紙サイズの写真140点を展示する大写真展を開催した。
小規模の写真展は何度か開いていたが、昨年沖展会員に推挙されてから、念願だった大規模な個展の開催となった。
中国雲南省を計4回訪れた。
「自分の中にある田舎に対する優越感を問いながら撮影していくと、祖父母がいて、親と子が常に一緒に過ごす家庭が多いことに気づいた。我々の幸せとはなにか?答えられないと思った」という。
雲南省で、大家族が幸せそうに支えあって暮らしており、その田舎の生活が精神的に豊かなものであり、上記の疑問になっているのであろう。まさにその幸せな息吹が表現・撮影された写真展であった。
個展を成功させたことで、次の展望が開けてきた。
沖縄の旧家や琉球王国時代の宿道、オモロの世界…。
課題がいっぱいあるので、焦らずたゆまずやっていきたいと述べた。