福岡県本部主催の第16回「九州・沖縄・山口」の祭りコンテストの29点の入賞作品が決まり、最優秀賞に安岡義之（朝倉市）さんの「化粧」が選ばれました。同コンテストはコロナ禍でしばらく休止していましたが、４年ぶりの開催となりました。
講評 総本部委員 堀川不二男
大胆なフレーミングの傑作です。黒い背景の中で、祭り化粧をして貰っている少年の顔をうまく浮かび上がらせました。目の周りと唇にあるわずかな「紅」が効いています。
「お前、歯が抜けとるぞ」。こんな会話が聞こえてきそうな、ユーモラスな一コマですね。髭面に歯抜けという強烈な男性を主役にした素晴らしい作品。つい微笑んでしまいます。
炎の明かりで照らし出された男性の姿をうまく捉えました。両手を広げて気勢を上げる。願い事であろうか。強い精神性を感じる写真です。
後ろ姿を狙った秀逸な一枚です。雨模様だったのか、頭上の金灯籠を保護するビニールに光が当たっていい雰囲気に。雨効果で、より情緒的な作品となりました。
「祈願」 白石寛（福岡県）
「ひょうたんさん」 中村博（福岡県）
「オイサ、オイサ」 佐藤誠一（福岡県）
「お田植祭り」 永野修身（福岡県）
「熱演」 白川勉（福岡県）
「祭りを終えて」 首藤健富（熊本県）
「八艘飛び」 田中啓子（大分県）
「楽しいお祭り」 吉岡邦好（大分県）
「きょうはもてもて」 後藤秀彦（大分県）
「神事を終えて」 安部民子（大分県）
「ママ大好き」 石川紋也（山口県）
「そ～れ、行くぞ」 笠井良壽（山口県）
「赤子まいり」 藤井孝子（山口県）
「晴れ舞台」 下迫田芙美子（福岡県）
「山笠の男」 瀧口智之（福岡県）
「行くぞ～」 井上修（福岡県）
「子狐散歩」 平田昇（福岡県）
「手直し」 妹脊浩（佐賀県）
「勇姿の雄叫び」 原滋秀（佐賀県）
「元気に育て！」 井上信明（熊本市）
「りりしく」 石原幹生（熊本県）
「幽玄」 齊藤竹峰（熊本県）
「デッドヒート」 茶屋正文（大分県）
「タッチ」 富山隆志（宮崎県）
「出御」 小出由美（沖縄県）
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