第70回朝日写真展(全日本写真連盟・朝日新聞社主催、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社協賛)には、全国41都道府県から426人、1820点(組み写真は1点とみなす)が寄せられました。
審査の結果、朝日大賞には吉野聖夫さん(三重県)の「第二の青春」が選ばれました。入賞作品をご覧ください。
伝統ある朝日写真展は今回で70回を迎え、北は北海道から南は沖縄県まで多数の応募がありました。今回は上位3賞に賞金を贈呈し、第70回記念賞を設けるなど、応募者の関心を集めました。
朝日展は他のコンテストとは違い、テーマは自由、特に組写真を可としており、作者の新鮮な視点や自由で意欲的な切り口の作品を期待して募集しております。
朝日賞以上の上位作品は内容も変化に富み個性的でありましたが、それ以外では全体的に見て、どこかで見たような内容や技法の作品が多く見受けられました。次回展では、さらなる魅力ある作品が寄せられることを期待したいと思います。
笹田 金吾