西部地域と福岡県本部が共催した「2023福岡・みやこ町撮影会」の写真コンテスト審査があり、24点の入賞作品が決まった。最優秀の朝日新聞社賞には、佐々木紀生さん（福岡県小竹町）の作品「アッ壊れちゃった」が選ばれた。撮影会は10月22日に、福岡県みやこ町の豊前国分寺跡公園で開かれ、子供神楽や女性モデルにレンズを向けた。
審査 総本部委員 藤脇正真
シャボン玉が割れる一瞬を捉えた見事な作品です。モデルのお姉さんと子供の表情もばっちり。アップではなく、画面を広く構えた作戦が成功しましたね。
隙間からのぞいた「目力」に圧倒された一枚です。被写界深度の選択もお見事。そっと添えた手に光るマニキュアが効果的でした。
「ガン泣き」する子供を主人公にした傑作ですね。神楽の演者との画面バランスが素晴らしく、迫力のある一枚に仕上がりました。
おどけた女児の自然な表情をうまく捉えました。なかなか見せない一瞬の笑顔を逃さなかった「技あり」の一枚です。
「シャボン玉と遊ぶ女」 黒木丸生（山口県下関市）
「伝統継承」 三好善行（北九州市）
「秋日和に佇む」 中村治（北九州市）
「半泣き」 井上勝子（北九州市）
「木立の中で」 藤野昌隆（北九州市）
「ダッシュ」 北川雅一（北九州市）
「仕草」 深田睦子（北九州市）
「大はしゃぎ」 古川幸子（北九州市）
「ノスタルジー」 水島智子（北九州市）
「着付け」 広瀬美智子（北九州市）
「秋、燦燦と」 片山豊相（北九州市）
「マジックショー」 鈴木嚆二（福岡県行橋市）
「よし、仕留めた！」 永岡寿彦（福岡県行橋市）
「熱演」 永富治子（福岡県嘉麻市）
「宮まつり」 白川勉（福岡県みやこ町）
「悟る」 木村正憲（福岡県築上町）
「小さなハート」 茶屋正文（大分県中津市）
「私について来て」 豊福紘一（大分県中津市）
「シャボンにジャンプ」 吉岡邦好（大分県中津市）
「君だぁれ？」 安部民子（大分県宇佐市）
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