全日本写真連盟

秋田写真サロン2024

審査 関東本部委員 高木サダ子

 金賞「家路」 安保邦夫(一般)

電車を照らす夕暮れの光りは、夏の終わりや一日の終わりを思わせます。電車には人物のシルエットも見え、それぞれのドラマも垣間見えます。ダイナミック、かつ情緒感たっぷりの作品になりました。

 朝日新聞社賞「アラスカの夏」 高橋公子(大館支部)

動物を見る着眼点がとてもユニークです。ローアングルで水飛沫の白で涼感を出し、熊だけでもフォトジェニックなのに鮭やカモメを入れて巧みな絵作りで構成された素敵な作品です。

 全日本写真連盟賞「いつも一緒」 亀山勝男(大館支部)

カメラマンと子犬の目線が対等で面白いです。少年の背景から狙い、子犬のしぐさの良い瞬間を可愛らしく撮影しています。作者の感性が表れる一枚ですね。

 銀賞「啄む」 工藤徹(一般)

ヒヨドリの視線と赤い実、柔らかな光線が美しく、完成度の高い作品になっています。背景も同系色でまとめていますので、ピュアで清楚な印象も感じさせます。

 銀賞「村の念仏講」 菊地一男(一般)

女性たちが大数珠を回していますが、お地蔵さん、道祖神も配置しています。一枚の写真の中にいくつもの要素をまとめているので、
楽しい作品になりました。

 銀賞「渓谷の秋」 秋山幸子(秋田ゆり支部)

渓谷を見下ろし、フレーミングできる絶好の撮影場所を見つけましたね。紅葉に染まる小安峡を二人の人物が入り、美しい写真になりました。静かな時の流れも伝わります。

 銅賞

「思い出」 杉原龍子(秋田支部)

「森の朝」 柳橋久(秋田ゆり支部)

「決めポーズ」 関口晴子(秋田中央支部)

「光のなかで」 齊藤等(横手湯沢支部)

「湧水の抽象画」 岩井敏一(一般)

「帰宅」 五十嵐満(秋田支部)

「喰む」 うじょうしょう(秋田中央支部)

 入選

全日本写真連盟からのお知らせ

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19/2/15 「全日写連」ルールについて
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2022/08/01
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