西部地域になって初めてのコンテスト「第61回西部写真サロン」の審査があり、36点の入賞作品が決まった。多くの応募作品の中から、吉富定さん(北九州市)の作品「レインボー」がグランプリに輝いた。そのほかの賞は、特選5点、入選29点。
審査 総本部委員 藤脇正真
カラフルな作業着が主役となった傑作です。麦わら帽子姿のみんなの笑顔も最高。一人だけ笑っていない右端の男の子がいいアクセントになっています。
「尻押出し」 星原 昭一(山口県下関市)
「女性の決闘」を激写した渾身の一枚ですね。勝敗が決した瞬間、二人の表情の違いを見事に捉えました。
「八重桜の咲く頃」 木村 信夫(山口県下松市)
背景の桜をうまく写しこんだ力作です。純色の衣装とのバランスも良く、美しい舞台写真となりました。
「春をまつ」 李 丁出(北九州市)
馬の目力に圧倒された一枚です。片目だけで勝負した作戦が大成功。周りの雪の効果も抜群です。
「異国の地で」 山崎 和子(大分県佐伯市)
微笑ましい一枚です。大爆笑する留学生をアップで切り取った感性はお見事。左端の女性の存在も欠かせませんね。
「夕陽輝く」 安部 民子(大分県宇佐市)
夕日と地形をうまく利用した傑作です。シルエットの子供と乳母車の配置が絶妙。次回からカメラマンが増えそうですね。