全日本写真連盟

2023春季 祇園の舞妓はん撮影会/京都 石清水八幡宮

2023年春の舞妓撮影会には23府県地方から参加者があり、コンテストには21府県地方本部 出品者74人、出品数348点の応募がありました。 金賞には梁井英雄さんの「破顔一笑」が選ばれました。

<撮影会>
■ 開催日 : 2023年5月12日(金)
■ 会 場 : 京都 石清水八幡宮
■ 主 催 : 全日本写真連盟関西本部・朝日新聞社


<コンテスト>
■審査委員長 北谷 弘  (全日本写真連盟総本部顧問)
■審査員   角田幸子  (京都祇園甲部お茶屋・井政)
■審査員   小杉豊和  (全日本写真連盟関西本部事務局長)

 金賞「破顔一笑」 梁井 英雄(三重県)

講評 総本部顧問 北谷 弘
動きのある舞妓さんの笑顔と揺れるカンザシが動画をストップモーションにしたような雰囲気を感じさせます。傘を持つ手も効果的で、目を引く作品となっています。

 銀賞「森の妖精」 稲継 隆示(兵庫県)

講評 総本部顧問 北谷 弘
空気感のある緑の森が舞妓さんの持つフィーリングと旨くマッチして目を引きます。背景をソフトフォーカスで仕上げた画面構成もよく、夢見心地の雰囲気を醸し出しています。

 銀賞「午後のひととき」 西村 充康(奈良県)

講評 総本部顧問 北谷 弘
バックが上手く整理されていて、光のあたった傘の色調がきれいに浮き上がって目を引きます。話し合う二人の舞妓さんに当たる光の状態もよく、バランスよくまとめた作品です。

 銅賞「ほな さいなら」 朝井 美紀子(長野県)

講評 関西本部事務局長 小杉豊和
 4人の舞妓さんをすき間を作らず綺麗にまとめています。過度に笑うこともなく微笑みレベルで振っている手がバランス良く収まった作品です。半逆光の中、露出の調整も問題なくカラーバランスも保てた秀作です。

 銅賞「お茶目さん」 田渕 聰司(兵庫県)

講評 関西本部事務局長 小杉豊和
 石垣のかどで微笑みながら様子をうかがう舞妓さん。前かがみに両手を合わせて何かを見つめる姿がタイトル同様お茶目です。舞妓さんの配置や構図も整っていてほほえましい写真になっています。ぽっくりまで入れて撮影していることがポイントになっています。

 銅賞「妖艶」 村上 民雄(兵庫県)

講評 関西本部事務局長 小杉豊和
 何気に着物の袖と傘を持つ手がシンクロし、遠方を見つめている目が何とも言えず舞妓さんの雰囲気を引き立てています。全体的な構図のバランスも良く、暗い背景を選んだことですっきりした写真に仕上がっています。

 入選

「Charm!」 小口 泰範(千葉県)

「藤娘」 大川 麻理(東京都)

「もの想い」 立川 明(神奈川県)

「おっけぃ」 鈴木 正行(静岡県)

「遠い日」 柘植 忍(静岡県)

「なかよし」 赤塚 正行(三重県)

「春色の輝き」 石原 孝(三重県)

「見返り美人」 中村 昭夫(三重県)

「おしえて」 長谷川 悟(滋賀県)

「みだしなみ」 田歌 江津子(京都府)

「ミラクル」 大嶋 英明(大阪府)

「凛とした眼差し」 中筋 照敏(大阪府)

「まる」 紀田 光俊(三たん地方)

「花笑み」 田中 久雄(和歌山県)

「京の昼下がり」 三尾 保利(和歌山県)

全日本写真連盟からのお知らせ

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2022/08/01
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