全日本写真連盟理事をつとめられる写真家の木村惠一さんが3月4日、療養先の施設で永眠されました。89歳でした。葬儀は近親者で執り行われます。
木村さんは、1935年東京下谷竹町に生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、フリーランスの写真家として独立。 月刊誌のグラフジャーナリズムの分野で活動し、 週刊現代で「企業の最前線」を連載。講談社写真賞(現・出版文化賞)日本写真協会功労賞を受賞されました。写真週刊誌「FOCUS」には創刊時からフォトディレクターとして参加されました。
2010年に大病を患い足が不自由になりましたが、車いすで移動しながら精力的に撮影を続け、作品を発表されてきました。
全日本写真連盟では、長く関東本部委員として、アマチュア写真家への指導に尽力され、2020年から全日本写真連盟理事に就任されました。
木村様のご厚情に深く感謝するとともに、故人の功績を偲び、心からご冥福をお祈り申しあげます。