全日本写真連盟

2024年12月5日(木) 14:00 ～ 2024年12月5日(木) 15:30

オンライン

「全日本写真展　2024」の審査委員もつとめて頂いた新進気鋭の写真家、オカダキサラさんをお招きしてのセミナーです。
　オカダさんは、東京の街を舞台に、何気ない日常で偶然が重なった奇跡的な“瞬間”を切りとった作品で、今、注目を集めています。今回は、オカダさんが街で偶然のチャンスをとらえるために、心がけている視点、カメラの設定、など「ストリートスナップ」の魅力について、お話頂きます。
　個人制作の小規模出版物「ZINE」や写真展での発表の楽しさについても、紹介頂きます。セミナー最後には、協賛の富士フイルムさんから、おトクなクーポンの案内もあります。

《講師から》
　「街が見逃した奇跡の現場」をテーマに、写真を撮り続けて17年経ちます。
出かけるときはいつもカメラをぶら下げて、気になった風景にシャッターを切っています。気づけば撮影データは100万枚を超えていました。
　家を出てから最寄り駅まで。最寄り駅から目的地まで。目的地から寄り道。寄り道から帰宅まで。シャッターを切りながら移動します。一歩外に出れば、世界は小さな発見だらけです。移動しながらいろんなものにカメラを向けます。1日で撮る写真はだいたい200枚、多いと400枚ほどです。
　データは溜まっていく一方。なので定期的に展示やZINEなどにまとめて、発表し続けています。2009年に活動を始めてから2024年の9月まで、19コの個展を開催し、30冊のZINEを作ってきました。
　今回は私が写真を撮り続けるコンセプトや、撮る時のカメラ設定、どんな場面でシャッターを切りたくなるかをお話ししながら、ZINEや展示で発表する楽しさもお伝えできればと思います。ぜひご参加ください。

講師：オカダキサラ
　東京生まれ、武蔵野美術大学卒業。「街が見逃した奇跡の現場」をテーマに作品を発表し続けている。第4回1-WALLファイナリスト。第1回キヤノンGRAPHGATE優秀賞受賞。ウェブメディアを中心に写真コラムを多数連載。作品集「FROM THE NEWORLD」を発行。

オカダキサラさんウェブサイト
インスタグラム　@okadakisara

＜オカダキサラさん作品＞

参加について