旧正月の2月19日、神の島と呼ばれている沖縄県南城市の久高島で全日写連沖縄支部の撮影会を実施しました。
午前8時30分に安座真港を出発し、約15分で久高島に到着。早速、旧正月行事「酌とり」(シャクトゥイ)の舞台となる外間殿に向かいました。
三線と太鼓のゆったりとした音色の中、男たちが二人一組で外間殿にのぼり、待ち受ける神人から酌を受け、健康を祈願。
祈願を終えて外へ出たところで音色が一転、軽快なカチャーシーが始まる。
その模様を撮影しようと意気込んでいるカメラマンに混じって、全日写連のメンバーが一生懸命シャッターを押し続けていました。
シャクトゥイは朝から延々と続いているため昼食休憩。沖縄市にある写真サークル「ゆしりや」代表の実家にお邪魔し、奥さんの手料理の沖縄そばをご馳走になった。
和気あいあいと笑談した後、久高島周辺の景色などを撮影し、午後3時の高速船で沖縄本島へ帰港しました。
「ほこら」が数多く散在していた久高島。写真家にとっては見所のある撮影場所となり、良い写真がたくさん撮れたのではないでしょうか。
(沖縄支部・新里英治)