沖縄支部の綱引き撮影会といえばこのところ旧暦の8月16日の午前中に開催される糸満市真栄里の大綱引きとなっていましたが、今回は沖縄三大綱引きの一つ、旧暦8月15日に開催される「糸満大綱引き」での撮影会でした。
午後2時の道ジュネーが「ゆがふー」・「かりゆし」のムラ旗(村の旗頭)を先頭に開始され、糸満市の各地から各地区の旗頭(はたがしら)を先頭に伝統芸能やパフォーマンスを披露しながら、糸満ロータリーから白銀道まで繰り広げられる。
白銀道では、五穀豊穣、大漁祈願、家内安全、無病息災を祈願し奉納の演武が行われ、道ジュネーは約2時間半かけて行われた。
大綱は午前中でより合わされ雌綱、雄綱合わせて180M、最大径1.5M,重量は10tにも及ぶため、ハーイヤーの合図で大綱を寄せ合いカヌチ棒を入れて引き合いが始まるが、3万人余が力を込めても綱が重すぎてなかなか動かない。
人力で動く限度の大きさかなと思いました。30分で勝負がつかず判定でニシカタが昨年に続き連勝しました。
糸満大綱引きは、衆人綱(スニンヅナ)、万人綱(マンニンヅナ)とも呼ばれだれでも参加し綱引きを楽しむ事が出来る。
糸満の大綱引きは、古式伝統を遵守し地域独特の風習を地域住民が一丸となって開催し、続けていることが評価され、今年3月地域活性センター主催の第18回ふるさとイベント大賞(総務大臣賞)を沖縄で初めて受賞しました。
2014.9.8 (旧暦8.15)沖縄支部撮影会 支部長 大城信吉
旗頭のガーエーは持ち手が数秒で交代するので、タイミングが難しい。ベテランになるといろいろなパフォーマンスをする。
ほら貝を4個もっているガーエーシンカ。
白銀堂で祈願する役目シンカ
白銀堂で奉納演舞をする美人たち。
ハーイヤの合図をするリーダー。