過疎化の波に洗われる熊本・五木村を撮り続けている関西本部長の小林正明さんが、名古屋・今池の松屋カメラ店内でミニ写真展を開いています。2014年6月17日(火)までです。
「五木の子守唄」で知られる熊本県五木村。山林が村の96%を占め多くの集落は山の斜面にへばりつくように点在しています。この村にも例外に漏れず高齢化と過疎化の波が押し寄せ、脈々と伝えられてきた伝承文化が危機を迎えています。村の人たちの記憶の中に残るだけになる前に記録しようと、村に入って撮影を続けてきました。2014年2月、3月にはキヤノンサロン梅田、福岡で写真展を開催しました。今回は撮りためた年中行事や生活風景から厳選されたモノクロ写真8点を展示します。
松屋カメラは名古屋市千種区内山3-33-11。名古屋市営地下鉄今池駅下車すぐです。写真展は6月17日(火)まで、午前10時~午後7時30分。土休祝日は午後6時30分まで、水曜定休です。電話 052-732-1211。
写真展に合わせ、写真84点を収めた写真集「五木歳時記」(花乱社発行、定価2,500円+税)も販売しています。