岐阜県本部は2014年度飛山濃水撮影会 新緑の徳山ダム撮影会を6月8日(日)に開催します。8日午前10時にダム下流の藤橋城(西美濃プラネタリウム。お城の形をしています)の駐車場に集合して下さい。
徳山ダムは岐阜県西部の揖斐川上流に水資源開発公団(現在の水資源機構)が建設したダムで、総貯水容量・堤体積日本一の多目的ロックフィルダムです。ロックフィルダムは御母衣ダムなどと同じく自然の岩や土を盛り立てて作られたダムで、堰堤の高さが161メートル、長さが427.1メートル、体積 が約13,700,000立方メートルの巨大ダムで、ダム湖(徳山湖)の総貯水容量は6億6,000万立方メートル、現在の有効貯水量は249,600,000立方メートルです。水利用は順調には進んでいませんが、中部電力の徳山水力発電所は規模を縮小して建設が進められ、6月には2号機が22,400キロワットの発電を始める予定です。
建設には巨額の費用と時間を費やし、徳山村は全村水没することになり、廃村(藤橋村に合併、現在は揖斐川町となる)となりました。写真界では廃村までの暮らしをコンパクトカメラで撮り続けた「カメラばあちゃん」、増山たづ子さんの活躍で有名となりました。
公共交通機関は徳山ダムから14キロ手前の横山ダムまでしかありませんので、車利用となります。食事ができる場所はダムから奥へ進んだ徳山会館しかないので、昼食持参が無難です。
なお、国道417号は横山ダムから藤橋城付近のダム建設による付け替え道路までの区間が狭く、カーブが連続しているため、車の運転には十分ご注意下さい。
次回(最終回)の飛山濃水撮影会は10月12日(日)に土岐市妻木で「八幡神社の流鏑馬」を開催します。
フォトコンテストは11月15日締め切りです。
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