全日本写真連盟

低水温で潜水は異例のウェットスーツ姿 フォトフェスタ志摩2018

中部本部は、恒例の海女撮影会「フォトフェスタ志摩2018」を9月15日に開催。三重県志摩市志摩町御座の会場には、東海・近畿を中心に遠くは徳島まで、全国から約240人の写真愛好家が集まりました。

今年は前日の宿泊者限定撮影会がない上、前日まで雨が続いたため、関係者らは「本当に開催できるのか。参加者は集まるのか」と、直前まで気を揉むこととなりました。

当日は朝から小雨混じりの天候でしたが、幸い、開会後は曇りの状態で落ち着き、最後まで降られることはありませんでした。

ただ、漁港付近で披露する素潜りなどの撮影では、天候不順から海水温が極端に低く、海女たちから「磯着だけで海に入るのは無理」との申し出があったため、今回は午前の部のみ、ウェットスーツ姿という異例の状況になりました。参加者たちは、いつもと違う海女のいでたちに戸惑いながら、いかに上手く表現するか、頭を悩ませながら撮っていたようです。

午後の部は、撮影場所を白浜海岸に移動。定番の白い礒着に着替えた海女たちは、浜辺を歩いたり、海水浴に来た若者達と触れ合ったりしたほか、焚き火で暖を取るなど、約1時間半にわたり、現場担当者の指示にこたえていました。

さて、今年はどんな作品が出て来るのか。特にウェットスーツ姿での場面は腕の見せどころでもあり、さぞ皆さんの関心も高いことでしょう。

最後になりましたが、海女さんはもとより撮影会に携わられた方々、本当にお疲れ様でした。
参加者の皆さんも遠路お越し頂き、本当にありがとうございました。また来年、お目にかかりましょう。

(文・写真:三重県本部委員 内山 修)

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