コンテスト情報

全日本写真展2008

コンテスト概要

 「現代を撮る」をテーマに36回目を迎えた写真コンテスト「全日本写真展2008」(主催:朝日新聞社、全日本写真連盟、協賛:株式会社ニコンイメージングジャパン)の審査がこのほど朝日新聞東京本社で行われました。今年は昨年を247点上回る4354点(高校生の部847点、一般の部3507点)の応募が寄せられ、入賞作品156点(高校生の部44点、一般の部112点)が選ばれました。

結果・講評

【一般の部】

金賞「観戦」(吉田 均さん)【松本徳彦氏評】
ベンチ裏の小窓から観戦する5人5様の姿が、現代をのぞき見するようで風刺的効果をあげている。

銀賞「夏日」(芝 伊佐雄さん)【三苫正勝氏評】
できあがりを予測して仕上げたプリントのすばらしさが見る人の深層心理にふれ、感動を与えている。

銀賞「氏神様の縁日」(高津 照仁さん)【佐藤吉雄氏評】
アングルが大変いい。上を見て、手を広げたお年寄りたちの表情が自然で、幸福そうな群像が生き生きと表現されている。

銀賞「いろどり」(神谷 勝実さん)【富田健治氏評】
押しつぶされた空き缶の山は現代社会を象徴するような作品だ。上にある新しい缶が印象に残る。

銀賞「老夫婦」【中村治朗氏評】
おじいちゃんの笑顔が素敵で寄り添うしっかりもののおばあちゃんの表情も二人の絆が見て感じられるほほえましい作品。

銀賞「夜明けの漁」【林喜一氏評】
魚の姿が見えなくても漁師の動きやカモメの騒ぎなどで周りの環境から大漁を連想させる一枚。


【高校生の部】

金賞「田んぼと生きる」(小田桐 佳奈さん)【日野義治氏評】
田植え作業を活写している。作業を前にしてか、それとも昼弁当を前に感謝の手を合わせる夫婦の姿が印象的で、チャンスを生かしている。

銀賞「朝の改札口」(長内 紀子さん)【中村治朗氏評】
日々世話になっている駅舎をポイントに、敢えて記念写真風に緊張して写した作品に強い意志を感じられる一枚。
銀賞「Colorful World」(田口 はるなさん)【富田健治氏評】
水族館に映し出された映像を熱心に見ている少女の姿は、夢の世界に吸い込まれるような雰囲気だ。

銀賞「白と黒」(奈良 知美さん)【奥田明久氏評】
シンプルなテーマを、まるでカンバスに描いたようなタッチで仕立て上げた。見る者を異空間に誘い込むような強さをもっている。

銅賞「ねえ!まーまっ!!」(伊丹 愛さん)【松本徳彦氏評】
対象の選択、瞬間の描写、カメラアングル、光のとらえ方、画面構成の全てが秀逸である。女子学生らしい繊細で、素直な撮り方に好感がもてる。

銅賞「別れの刹那」(中原 岳さん)[林喜一氏評]
鉄道ファンが真剣にカメラを構えているのと対照的に作業員が職務に徹している姿は、時代の記録となる貴重な写真だ。
銅賞「こどものまつり」(奥濱 藍さん)【日野義治氏評】
舞踊を熱演する子どもの真剣な姿と身を乗り出して友だちとささやき合い観覧する子どもの姿が生き生きと写されたスナップの傑作。

審査員

松本 徳彦 審査委員長 写真家・全日写連関東本部委員
日野 義治 全国高等学校文化連盟 写真専門部会長
林 喜一 関東本部委員長
富田 健治 全日写連関西本部委員長
三笘 正勝 全日写連中部本部委員
佐藤 吉雄 朝日新聞東京本社編集局長補佐 兼 写真センターマネジャー
奥田 明久 アサヒカメラ編集長
主催:全日本写真連盟・朝日新聞社
協賛:株式会社ニコンイメージングジャパン
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