退院の喜びが伝わる作品です。段々と家族のかかわり方が希薄になってきた現在、大事な家族の強い絆を感じる作品であり、家族の記念日を記した作品だと思う。
荒天の雲間から異様な乱樹に光が差し込み作品の骨格を感じる。手前の田畑に白く霜を表現できた事で奥行も表現でき、鳥の群れも加わり味わい深い。
修行の厳しさを感じる作品です。三枚構成が見事で無駄も無く、モノクロ表現にした事で内に秘められた感情まで感じる。
「厳寒の湖」 金澤 祐司(大田原支部) 岸に寄せられた氷塊が厳しい環境を表現しながら美しい。手前の氷がリアルに表現できた事で画面を引き締めた。画角も適切で作者の意図が伝わる作品です。
「落書き、楽しい!」 石川 敏孝(佐野支部) 落書きしている少年と笑顔の少女を写し込んだ事で、表現の幅が広がった。少女の笑顔が、落書きの後ろめたさを感じるほほえみで好感がもてる。
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