第29回三重県本部フォトコンテスト(全日写連三重県本部主催、朝日新聞社後援)の公開審査が津市中央の朝日新聞津総局で行われました。152人から659点の応募があり、審査の結果、金賞には糸魚川恵子さん(桑名支部)の「ヒストリー」が選ばれました。
全日写連県本部の坂尾富司委員長は「作者の撮影意図が伝わってくる。雑然とした部屋で見過ごしてしまいそうな被写体を自分の感性でうまく切り取り、内容ある写真に作り上げた作者のカメラアイはすばらしい」と評しました。
入賞者は次のみなさんです。(かっこ内は所属支部)
▽金賞
「ヒストリー」 糸魚川恵子(桑名)
▽銀賞
「身支度」 水谷とよ子(桑名)
▽銅賞
「透明人間」 中西佳子(88)
▽秀作
「楽しいな」 伊藤隆彦(かわの)
「峠道」 岡野岑夫(かわの)
「少女」 田中秀和(津)
「必勝の祈り」 岩脇 竪夫(マツサカ四五百)
「祖母と孫」 冨田 弘(やまみどり)
▽入選
「ローカル線」 大橋秀雄(桑名)
「夏のひと時」 位田郭一(はまぐり)
「不思議な光景」 岩谷義治(四日市)
「ステーション」 清水 匡(四日市)
「見つめる」 水谷 寛(四日市)
「見張番」 佐藤忠嗣(三泗フォト)
「三角と四角」 加田孝子(三泗フォト)
「扉の向こうに」 八幡浩司(春陽クラブ)
「ペット」 牛場寿子(鈴鹿)
「出会い」 松井 太(かわの)
「祭りの男」 松本佳治(かわの)
「帽子」 荒木正宏(津)
「ブランコ」 上村 雅(津)
「村祭り」 大橋 要(津)
「子供役者」 望月順一(津)
「にわか雨」 佐竹敦子(久居)
「ビミョウ」 村田 元(久居)
「夢の中へ」 堀木光一(松阪)
「水面の少女」 藤原 彰(マツサカ四五百)
「真昼の静寂」 加藤洋子(マツサカ四五百)
「最高潮」 伊藤邦郎(88)
「詣で」 伊藤睦代(88)
「漁を終えて」 西村康夫(やまみどり)
「祈りを空へ」 岩崎和生(清流伊勢)
【 審査員】
◎一次審査
溝田幸輝(県本部副委員長)、戸田英義、渡邊富嘉(中部本部委員)、牛場和美、岡村仲江(県本部委員)
◎二次審査
織戸千尋(総本部理事)、坂尾富司(県本部委員長)、樋口迪夫(中部本部委員)
講評は坂尾富司三重県本部委員長
村の集会所に飾られているたくさんの肖像写真に見入る女性から、作者の撮影意図が伝わってくる。雑然とした部屋で見過ごしてしまいそうな被写体を自分の感性でうまく切り取り、内容ある写真に作り上げた作者のカメラアイはすばらしい。