全日本写真連盟

第23回「栃木の自然と生活」

期 日  平成26年6月8日(日)
会 場  宇都宮文化会館3階第1会議室
審 査  全日本写真連盟関東本部委員 小野崎 徹 先生

 金賞「手解き」 田中 容之(烏山)

「しっかり構えて!」と声が聞こえてきそうです。友の腕を支えるたくましい手、画面を見つめる二人の真剣な目。黒バックに人物だけという無駄の無い構図で、緊張感あふれる中にユーモアも感じます。

 朝日新聞社賞「公園秋日」 佐海 忠夫(サン)

 日が傾きかけた秋の公園を描く二人、つがいの水鳥、語らう二人、それぞれの先に紅葉が輝いています。ペアをテーマにしていますが3枚組みの表現にダブり感が無く、光と陰影を意識した美しい作品です。

 全日本写真連盟賞「戦闘モード」 石川 敏孝(佐野)

 タイトルとは裏腹のゆるさが面白い。慣れないコスプレにちょっと照れているのか、子どもらしい表情をすかさずとらえたシャッッターチャンスがいいですね。家族だから撮れる作品です。

 銀賞

「落 葉」 鈴木 是清(烏山)
 大きな夕陽に浮かぶシルエット。羽根突きの羽根のように見えるのはトンボだ。羽と頭だけがかろうじて枯れた花に引っかかっている。命の源である太陽が静かに生命の終わりを見守っているようです。作者の観察眼と表現技術が光っています。

「つかまえた」 五月女 久雄(横川)
 揺れる鯉のぼりをやっとつかんで得意げな子どもたち。上を向いた女の子の顔に光が当たった瞬間をとらえている。光を浴びて鮮やかな鯉のぼりと影のコントラスト、手前から左奥へかけて遠近感も効果的です。

 銅賞

「フェイス」 河又 昭男 (サン)
 よく見れば水面から半分顔を出した鯉。水面下には仲間の鯉が取り囲むように並んでいる。モノトーン処理で、一瞬ドキッとする効果が倍増。でも、カメラ目線で物欲しげな顔が愛嬌たっぷりです。

「木漏れ日」 小倉 治(サン)
 谷間に咲くミツマタの花、杉木立越しの逆光がスポットライトのような効果をあげていて、小さな黄色い花が主役になるときをとらえています。奥行のある構図も見事です。

 県本部長賞

「友に会いに行く」 川上 幸生 (足利)
 わたらせ渓谷線足尾駅を舞台にした3枚組み。中央の車いすの後ろ姿、左の去りゆく車両の2枚に、銅山の閉鎖と共にさびれていった街と鉄道への作者の思いが込められているようです。ホームに停車している右の一枚に明るさを感じます。

 県本部委員長賞

「寒 雀」 小川 茂子(足利)
 屏風絵を連想する味わい。自然のものとも思えぬような絶妙なスズメの配置。わずかに開けた地面でえさをついばむスズメ。厳しい季節の中で元気に生きる小さな生き物にカメラを向けた作者の優しさが伝わってきます。


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