全日本写真連盟

第36回全日写連栃木県本部「秋季合同例会」

 金賞「恰好つけて」 吉田 文彦

神事の一場面を、真上からの光を上手く利用してとらえた作品です。行列の人々の表情や衣装に地面からの強い照り返しが、レフ板の役目を果たし、更に良い雰囲気を作り出しました。撮影のために待ち構えていた場所も、ベストポジションでした。

 朝日新聞社賞「介護の時」 郷間 卓夫

高齢化社会の現代を、そのまま映し出した、重みのある組写真です。玄関の補助階段と杖、パジャマの後ろ姿、ヘルパーさんと介護用ベッド。無駄のない構図も然ることながら、明暗のトーンにも気遣いながらとられた作者の技量が感じられます。

 全日本写真連盟賞「わらじ」 押久保 弘行

祭の準備の中で、わらじをテーマに写真を撮ろうとした思いつきが良かったと思います。慣れた手つきで履く人,履いた後の具合を話し合う人たち、わらじの束を持って立つ人、それぞれに、祭りに対する思いが伝わってきます

 銀賞

「里の暮らし」 田中 容之
過去を蘇らせながら、今を表現する。作者の撮影意図が明確な作品になっています。この家で生活をした歴代の人々の写真から、時の流れを連想します。家の前の雑然とした生活感、温もりのある老夫婦のスナップが、現在を取り囲む暮らしを表現しています。

「籠に座る少年」 江連 泰晴
切り取り方の上手な作品です。絞りを解放値に近づけて、少年の瞳に焦点を合わせて撮影されたのでしょう。じっと見つめる少年の眼がとても魅力的です。背景のボケ味と自然光による影も良く表現されています。

 銅賞

「午 睡」 奥畑 二郎
ユーモアに包まれた楽しい作品です。しかしながら撮影している作者は、非常に細やかに被写体を観察しながら撮っています。そのうえで、実に大胆なフレーミングを試みて成功させました。タイトルも納得です。

「開演前の殿と家来」 新井 辰男
出演時間まで未だ十分間があるのでしょう。準備の途中でゲームに興じている子供の表情を見逃さずシャッターを切ったのが良かったと思います。黒が基調の衣装の配分量が画面に安定感を与えています。背景がもう少しアンダーだと、より効果的でした。

 県本部長賞

「映り込み走行」 畑  豊彦
鏡のようなタンクローリーの金属部分を利用して、映り込んだ景色を、後ろから車 で追いながら撮影された面白い作品です。空の青さと白い雲が実像のようで錯覚さえ感じます。白い小さな車の中が、作者の撮影位置とのこと。アイデアの勝利です。

 県本部委員長賞 

「お話し」 矢橋 寿夫
愛犬と飼い主である女性との信頼感と愛情が素直に伝わってくる作品です。咲き誇 る桜を背景に,溢れる光が、女性の髪や、愛犬のフワフワした毛に浸透して、美しく表現できました。


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