大自然が創り出した瞬間の光景。厳寒期の夕暮れ時の雪煙だろうが、富士山が富士を吐き出しているようで不思議さがたまらない。富士山近郊に在住の作者で地の利だが、これぞ写真の力である。
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我が子を抱き藁の馬を引いて地域の稲荷社へ。初午の風習であるが、鑑賞する側も晴れやかな気持ちになる。この人たちに差し込む朝の光の捉え方と雪の残る情景が画面を昇華させている。
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たらい舟で海中のアワビや海産物を採る風景。府瞰したことによって透明度の高い海の中の情景まで描きだされた。三つの舟のバランスも良く、画面構成がきっちりと決まっている。
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豪雪地帯ならではのショットである。地蔵尊の後ろ側から吹きつける雪が積もりまさに烏帽子を冠ったような造形となり、その吹きつける様子がいかに激しいものかを教えてくれる。
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晴れ姿に着飾った女の子は七五三の祝いに出かけるのだろうか。そのひと時を愛犬と過ごしているようで、大きくなったがまだまだ子供だねと、仕草を眺めている犬の視線が物語ってもいる。
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