桜の名所で知られる岡崎公園や神明宮など春らしい岡崎の風景を写す「2017年度 おかざき春ロマンフォトコンテスト」(主催・全日本写真連盟県本部、朝日新聞社、後援・岡崎市、同市観光協会、神明宮)の入賞作品が決まりました。入賞作品は8月21日(月)~25日
(金)、岡崎市役所西庁舎ロビー(9:00~17:00。土・日は閉館、最終日は16:00まで)で展示されます。今年は34人から123点の応募が
あり、宮田典彦県本部委員長ら計13人が審査にあたりました。
金賞には磯貝美代子さん(豊明市)の「昼下がり」、銀賞は岡本邦良さん(刈谷市)の「カップル」 、銅賞は佐野弘さん(岡崎市)の「奉納花火」と野々山秀美さん(西尾市)の「茶切節」が選ばれました。
その他の入賞者は次のみなさん。(敬称略)
【秀作】
大島雅子(春日井市)高橋敏郎(岡崎市)磯部香里、石川勝(刈谷市)都築立雄(西尾市)
【入選】
谷昇(大府市)藤田吉夫、篠田光雄、上原美穂子、田中成憲(岡崎市)倉知恵子、西美千代、星敏子(刈谷市)坪内薫(豊田市)織田善嗣(安城市)
【講評】 春爛漫の昼下り、満開の河津桜を上部に入れて、元気よく飛び石を走る二人の少年。早春に咲く、川べりの葵桜(河津桜)は地元でも有名な写真スポット、岡崎の春を表現した力強い作品になっている。(県本部委員:川合 軍)
【講評】 岡崎市の北部、奥山田のしだれ桜、ライトアップされた桜の中に、二人のシルエットが効果的。何を語り合っているいるのでしょうか?黒とピンクのすっきりとした画面が、妖艶な雰囲気を醸し出して、ムードのある作品である。(県本部委員:井沢 正子)
【講評】 神明宮大祭の前祭り、当日は雨模様で撮影に苦労されたでしょう。年によって花火の形態も少しずつ変化して、今年は花火を筒に刺し込んで点火しており、今までに見たことがない絵柄になっている。構図、色彩も申し分ないが、花火の上部が切れているのが残念。(県本部副委員長:山﨑 朗)
【講評】 岡崎の神明宮大祭の一コマ。山車(やまぐるま)の前舞台で、若く明るい元気な少女の表情が素晴らしい。ピント、構図も的確で色合いも落ちついていて、陽が傾きかけ、ドラマチックな斜光になった優れた作品である。(県本部委員長:宮田 典彦)