熊本地震の復興支援イベントとして11月15日に熊本県山都町で開いた「2016熊本・山都町撮影会」(朝日新聞社、全日本写真連盟西部本部主催、山都町後援)の写真コンテストの審査が朝日新聞西部本社であり、23点の入賞、入選作が決まった。
応募作483点の中から最優秀の朝日新聞社賞には、東島晋さん(山口県周南市)の「人形遣い」が選ばれた。審査した全日写連西部本部の池田勉委員長は「モノクロの表現法が秀逸で、人形遣いの優しいまなざしをうまく捉えている」と評した。
撮影会は山都町の道の駅「清和文楽邑」一帯であった。この地に守り継がれる人形浄瑠璃「清和文楽」をはじめ、町内のチンドン愛好会や、男成神社の少女神楽などを撮影。山口や九州各地から約250人の写真愛好家たちが詰めかけた。
入賞、入選作品を展示する写真展は、来年2月14日~25日、北九州市小倉北区のリバーウォーク北九州4階「朝日さんさん広場」で開かれる。