全日本写真連盟

全日本鉄道写真コンテスト2017結果発表

全日本鉄道写真コンテスト2017には、全国35都道府県から158人、599点が寄せられました。審査の結果、最優秀賞には有原和彦さん(東京都)の「川霧の只見川を渡る」が選ばれました。入賞・入選作品は11月14~21日まで、大阪市北区の中之島フェスティバルタワー13階スカイロビー(午前10時から午後6時、最終日は午後5時まで)で展示します。

【総評】
 私たちが常日頃お世話になっている鉄道をテーマにした「全日本鉄道写真コンテスト2017」には全国各地から多数の応募作品が寄せられました。
情緒豊かな風景の中に列車を配したもの、機関区で汗水流し働く作業員の姿を写したもの、夕景を生かしてシルエットで狙った心に響く作品など、バラエティーにとんだ作品が目立ちました。全体的にレベルが高く内容の濃い作品がそろいましたが、中には構図、色調、ピントなどが悪いものもありました。入選を逃した皆さんはそういった点をご理解頂き、次回の応募に期待しています。
結びにこれからも撮り鉄ファンのマナーやルールを守りながら撮影を楽しんで下さい。
 富田健治(全日本写真連盟総本部理事)

 最優秀賞「川霧の只見川を渡る」 有原 和彦(東京都)

講評 総本部理事 富田健治
川面に川霧が立ち込め幻想的なムードが漂う。通過する列車を見事にキャッチした作者の感性は素晴らしい。

 キヤノン賞「待つ人」 木村 薫(大阪府)

講評 関西本部長 小林正明
落ち葉をアクセントに主題を遠目にしたことで物語のある写真になりました。

 優秀賞「FACE」 三戸 康正(岡山県)

講評 関西本部委員 吉田 均
 新幹線のヘッドを異次元の物体のように表現した作者の研ぎ澄まされた感性がすばらしい。

 優秀賞「エース登場」 勝二 達也 (大阪府)

講評 関西本部委員長 山中健次
電車の全体を捉え、鉄道の運行を支える支柱や架線などが圧縮効果によりトンネルのように見えます。

 入選

「渓谷を行く」 中守 秀子(福岡県)

「終着駅」 近藤 茂樹(三重県)

「愛の旅」 深井 征子(京都府)

「すごい!」 徳永 啓三(愛知県)

「深緑を行く」 盆子原 政司(島根県)

「始発列車」 古橋 一郎(茨城県)

「瑞風」 遠藤 俊之(岡山県)

「木立の中ばく進」 平田 昇(福岡県)

「あぶないよ」 鈴木 博(兵庫県)

「一人旅」 伊吹 紀男(京都府)

「駅長さん」 村田 元(三重県)

「今は昔」 遠藤 富秀(京都府)

「家路」 石橋 祐之(大阪府)

「夜汽車に乗って」 中田 叔子(埼玉県)

「乗客もアジサイ」 立川 明(神奈川県)

「秋色トンネルを駆ける」 浜辺 あずさ(埼玉県)

「寒寂」 村上 敏郎(大阪府)

「SLバンザーイ」 小西 富喜子(山口県)

「家路に」 臼谷 幹夫(茨城県)

「旅路」 高根 美奈夫(静岡県)

「激走」 鏑木 忠良(千葉県)

「初夏のローカル線」 瀬尾 清(広島県)

「ふるさとに帰る」 吉岡 攻爾(長崎県)

「点検よし!」 長生 知彦(大阪府)

「清掃作業」 田坂 将(島根県)

「雪の中の流線型」 古田 敏成(岐阜県)

「除雪の舞い」 山崎 博(埼玉県)

「すれ違い」 上村 篤治(神奈川県)

「洗顔中」 後藤 年良(愛知県)

「ヨッ!人気役者!」 島林 大祐(静岡県)

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2022/08/01
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