全日本写真連盟

第43回千葉県民写真展 【自由の部】結果

第43回千葉県民写真展の結果発表
 千葉県本部と朝日新聞千葉総局が主催で行われた今年度の「第43回千葉県民写真展」5部門の応募作品を厳正な審査の結果、素晴しい143点の入賞作品が決まりましたので発表します。募集部門は「自由」「課題」「ネーチャー」「花」「中学高校生」の5部門と今回特別企画の「モノクロ賞」を加えて行われ、千葉県内外の653名の方から、2,482点の応募をいただきました。応募作品の審査と講評を写真家の柿本完二氏と全日本写真連盟関東本部委員の大久保辰朗氏にお願いして、5部門の最優秀賞作品の中で最も優れた作品の「グランプリ賞」には「ネーチャー部門」で最優秀賞の内山政治様の作品「桜花星夜」が選ばれました。                                   千葉県本部 委員長 村上 宰

全部門の全入賞者はこちら

総評 全日本写真連盟関東本部委員 大久保辰朗
昨年に引き続き審査を担当させていただきました。毎年応募点数が多いとのこと大変嬉しく思っています。昨年の上位入賞作品を再度拝見してから審査に臨んだこともあり、昨年と似かよった作品は上位に食い込めなかった感は否めません。より作者の個性や独創性に富んだものを選出していますのでご了承いただきたいと思います。昨年に引き続き、今回もネーチャー部門から グランプリ賞が選出されました。群馬県の沼田市上発知の一本桜を天空の星と共に捉 えた力作は忘れ難い作品となりました。写真は被写体を通して自己表現をするアートの世界です。今後もレンズの向こうにも存在する自分との対話を大切にして、写真を楽しんでいただければ幸いです。

自由の部 講評 大久保 辰朗

 最優秀賞「祭りだワン!!」 王子田 良二(佐倉市)

非常にインパクトのある写真です。ワンちゃんにここまでの衣装を着せたことも面白いのですが、写真に納まった人間的なポーズにも感心します。ローアングルからの狙いが功を奏した作品です。

 優秀賞「抱かれて」 石野 久雄(習志野市)

東アフリカに生息する猿、ゲレザの親子。動物園でのひとコマでしょう。画面全体を占める黒色が、親子の表情や毛並みの質感をくっきりと浮き彫りにしています。温もりのある愛情深さを感じさせます。

 優秀賞「祭り囃子も子守唄」 小口 泰範(茂原市)

切り取り方の上手さが際立つ作品です。後方の賑やかなお囃子の演奏にも関わらず、祭りに加わった子供たちが疲れて寝入っています。手前に提灯が並び、祭りの雰囲気と共に静と動を混在させています。

全日本写真連盟からのお知らせ

総本部
19/4/26 初心者向け公式写真撮影ガイドブック 発売中
総本部
19/2/15 「全日写連」ルールについて
EPSON

English Information

2022/08/01
About The All-Japan Association of Photographic Societies
contact

〒104-8011
東京都中央区築地5-3-2
朝日新聞東京本社内 全日本写真連盟事務局
TEL:03-5540-7413