関西本部が主催する人気のイベント「舞妓はん撮影会」が、2018年5月26日に京都・上賀茂神社で開かれました。当日の撮影会には約150人が参加し、5人の舞妓さんたちに向けて一斉にシャッター音シャワーが降り注がれました。当日撮影のフォトコンテストの結果をアップいたします。
◆審査員
審査委員長 富田健治(総本部理事)
北谷 弘(総本部顧問)
山中健次(関西本部委員長)
初夏の空気感が漂う木立の緑をバックに、こちらを見つめる舞妓さんの視線が目を引きます。そして舞妓さんの位置も良く、色香もあって旨く纏めた秀作です。
舞妓さんの後姿ではありますが手を上げて乱れ髪を直す女心を手のブレによって感じさせています。また妖艶な襟足部分にも目を引き纏った作品となっています。
背景を省略し、舞妓はんが恥ずかしそうに袂(たもと)で片眼を隠した瞬間をチャンス良く纏めた感性は素晴らしい。
吹きながらのパフォーマンスに、心配そうに見詰める舞妓さんと笑顔の舞妓さん二人の表情の違いを纏めたテクニックは見事です。
両袖を持ち上げた舞妓はんのおぼこい表情が目に飛び込んできます。バックを黒くしていることで舞妓はんが浮き出ましたねぇ。
川辺を同じ仕草で歩く2人の舞妓はん。足の上げ下げもぴったり同じ。陰で撮影したため、色調がしっとりしています。