中部本部参与の後藤亘さんが、貴重な野菜の花々をとらえた写真集「菜園の花」を作りました。
後藤亘 写真集 「菜園の花」
日ごろ、何げなく食べている野菜。でも実際、どれだけの人が、その花々を見たことがあるでしょう。
後藤さんはそんな点に着目。身近な50種ほどの野菜の花を、単なる標本写真とはせず、かと言って奇をてらうこともなく、花の持つ「生と美しさ」をありのままカメラに収めた穏やかな写真集です。可憐でありながら、それでいてどこかたくましい…。人知れず咲く、その姿に心が和みます。(中部本部事務局長・日置康夫)
<著者紹介>
後藤亘(わたる)さん
<著者より>現在、「野菜の花」の写真展を、社会勉強のために子供(児童)達に、また病める人たちの心を癒やすため、図書館や総合病院を始め多くの一般の人たちにも見てもらおうと、各地で巡回写真展を開催中です。
写真集は他にも長良川関連の写真集を自費出版しています。
なかでも「生きる-長良川賛歌」については、自分の写真集がお役に立てばと、岐阜県下の公立全図書館と全小・中学校(図書室)へ寄贈しています。
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略歴
1929年、岐阜市に生まれる
全日本写真連盟中部本部参与、日本写真協会会員、岐阜県芸術文化会議会員
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活動歴
ライフワークとして、長良川の源流部から河口までの自然および川と人間との関わりを撮り続け30数年。現在も継続中。1987年「湖北と近江水郷」と題した個展を初めて行う。以降、「中国点描」、「ふるさと長良川」など、中国・上海市、東京・新宿、名古屋、岐阜ほかで個展を開催
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写真集
「ふるさと長良川」、「生きる-長良川賛歌」、「山峡・春日の郷」